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保全処分【ほぜんしょぶん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

保全処分
ほぜんしょぶん
広義では,権利保全のために紛争の最終的解決にいたるまで,裁判所によって行なわれる暫定的処分差し押さえ,仮処分も含まれる。狭義では破産,会社の整理会社更生などの手続きにおいて,それぞれの目的を達成させるための暫定的処分をいう。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ほぜん‐しょぶん【保全処分】
権利の保全のため、その権利の確定または実現までの裁判所から命じられる暫定的処分。仮差し押さえ仮処分など。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ほぜんしょぶん【保全処分】
民事保全法の定める仮差押えおよび仮処分総称。この意味では保全訴訟同義広義では,民事保全法以外の他の法令によって規定されている保全処分(これを特殊保全処分特殊仮処分という)をも包含する意味で用いられる。他の法令で定めている保全処分としては,仮登記仮処分(不動産登記法33条),家事審判前の保全処分(家事審判法15条の3),調停前の仮の処分(民事調停法12条),倒産法上の保全処分(破産法155条,和議法20条,会社更生法39条,商法383条,386条,432条,454条)等がある。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

保全処分
ほぜんしょぶん

一般的には、権利を保全するために、その権利を確定または実現させるまでの間、裁判所から命ぜられる暫定的処分のことをいう。狭義では、民事保全法上の仮差押え・仮処分をいい、同法ではこれらを民事保全とよび規定している。このほか、各種手続の実効性を確保するために実定法上認められているものとしては、破産・民事再生・会社更生・特別清算の申立てに伴う保全処分、家事審判前の保全処分、各種調停前の措置などがある。これらのなかでもっとも比重が増大しているのは、民事保全法上の仮差押え・仮処分である。この保全処分は、現実には権利保全だけではなく、事実上、権利の直接的実現に役だっている場合さえもある。たとえば、解雇無効の確認を求める訴訟のような労働関係の紛争においては、保全訴訟の勝敗が事実上の決定的結果を招き、実質的に暫定的処分ではなくなっているごときである。

[内田武吉・加藤哲夫 2016年5月19日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ほぜん‐しょぶん【保全処分】
〘名〙 私法上の権利を保全するため、判決の確定または強制執行実現までの間に、裁判所から命ぜられる暫定的な処分の総称。特に、民事執行法上の仮差押・仮処分をいう。〔新しき用語の泉(1921)〕

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