●信条【シンジョウ】
デジタル大辞泉
しん‐じょう〔‐デウ〕【信条】
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世界大百科事典 第2版
しんじょう【信条 symbolon[ギリシア]】
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
信条
しんじょう
symbolum; confessio; credo
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日本大百科全書(ニッポニカ)
信条
しんじょう
creed 英語
credo フランス語
Credo ドイツ語
キリスト教会で信仰を明白に表現すること。または教会が教義のポイントを簡潔に成文化した定式をいう。信仰箇条、信経(しんきょう)ともよぶ。キリスト教徒は聖書と職制と信条を重要視する。古代、イエスが救主(すくいぬし)であるとのキリスト告白が教会の関心の中心であったが、宣教活動が展開され、諸儀礼の内容と解釈が整備される過程で、異教と異端との対決の緊張が作用し、信仰の対象を明確に文章化する努力がなされた。その結果、入信者教育の場で使徒信条の最古の形が自然発生的に成立した。信条は信仰告白であるが、信徒の生活規範の役割を果たし、信徒の同志的結合を強化する統合的機能を担い、三位(さんみ)一体論の教義の確立に寄与した。だが一方では神観念を限定化した。使徒信条、ニカイア信条、カルケドン信条、アタナシウス信条などを公同信条と総称する。宗教改革は信仰義認論の教説に関心の中心があった。多くの信条は信仰告白、信仰問答の呼称でもよばれ、信徒の信仰のあり方を主題とする信仰論が展開された。現代、信条は宣言(たとえばヒトラー政権に反対した1934年のバルメン宣言など)の呼称で制定され、国家権力に抵抗する教会論的性格を強くもつ。
[川又志朗]
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精選版 日本国語大辞典
しん‐じょう ‥デウ【信条】
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