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信行【しんぎょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

信行
しんぎょう
Xin-xing
[生]? 魏郡
[没]開皇14(594)
中国,隋の僧。三階教で,三階師といわれる。広く経論を読み,持戒清浄で多くの道俗から帰依された。時は末法,穢土 (えど) ,人は凡夫であるから「一一法」の仏教では救えないというので,すべての法,すべての仏を信じる普法の仏教を主張し,三階教を広めたが,のちに官憲によって弾圧された。著書に『三階仏法』『対根起行法』などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

信行 しんぎょう
?-? 奈良時代の僧。
法相(ほっそう)宝亀(ほうき)(770-780)ごろの大和(奈良県)元興(がんごう)学僧。「大般若経音義」「涅槃経音義」など音義に関する著作をのこした。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

しんぎょう【信行 Xìn Xíng】
540‐594
中国,北斉から隋にかけて活躍した傑僧で,三階教の開祖。出家ののち,はじめは北斉の都,鄴(ぎよう)(河北省臨漳県)で禅を修めたが,戒律生活の独善さに疑問をもち,末法思想の強い影響を受けて,583年(開皇3),末法時代の鈍根衆生の救済法として無尽蔵行を提唱した。これによって隋の宰相高熲(こうけい)の帰依を受け,文帝に招かれて長安の真寂寺に入ってから,《対根起行法》《三階教法》など35部44巻を著し三階教の教義を完成した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しんぎょう【信行】
540~594 中国隋代の僧。三階教さんがいきようの開祖。三階禅師。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

信行
しんぎょう
(540―594)
中国隋(ずい)代の僧。三階教(さんがいきょう)の開祖。敬称は三階禅師。魏州(ぎしゅう)(河北省)の出身。名門の王氏の家に生まれ、幼いころから繊細で慈悲深く、4歳のとき、泥にはまった牛車を引こうとして苦しんでいる牛のようすを見て泣きやまなかったという。若くして出家し、『華厳経(けごんきょう)』など諸経論を広く学び、時代にあった教えを追求してついに三階教を開創した。のち、相州(河南省)法蔵寺において具足戒(ぐそくかい)を捨て、衣一枚をまとい、1日一度の食事をとり、労働に従事し、恵まれない者への供養(くよう)を行い、僧侶(そうりょ)と在俗者を区別なく礼拝(らいはい)した。589年(開皇9)勅命によって長安の都に入り、僕射(ぼくや)(宰相(さいしょう))の高穎(こうえい)に招かれて真寂寺(しんじゃくじ)に住して三階教を広め、5年後、同寺に没した。この間、長安には化度(けど)寺、光明(こうみょう)寺、慈門(じもん)寺、慧日(えにち)寺、弘善(こうぜん)寺の5寺が置かれるなど、三階教教団は急速に勢力を拡大した。しかし、600年に文帝(楊堅(ようけん))によってその流行が禁止されて以後しばしば弾圧され、宋(そう)代の初めまでにほぼ滅亡した。著書(講義録)に『対根起行法(たいこんきぎょうぼう)』32巻(あるいは36巻とも)、『三階仏法』4巻など多数がある。[木村清孝]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しん‐ぎょう ‥ギャウ【信行】
[1] 〘名〙
① 信実のある行為。誠実な行ない。〔後漢書‐儒林伝・下・高詡〕
② 仏語。教えを信じて行なうこと。鈍根の人はこれにより、利根の人の法行(ほうぎょう)に対する。
※正法眼蔵(1231‐53)諸悪莫作「信行の機の善と、法行の機の善と、はるかにことなり」 〔魏書‐釈老志〕
③ 仏語。浄土教で説く、信心と称名念仏。
※教行信証(1224)三「由斯信行、必可証大涅槃故、曰真仏弟子
[2] 中国、北宋・隋代の僧。三階教の開祖。河北魏州の人。末法思想の影響を強く受け、時機相応の教えとして三階教を開創。勅命により長安に招かれ、真寂寺に住して宣布に努めた。著に「対根起行法」「三階仏法」などがある。(五四〇‐五九四

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