●信【しん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
信
しん
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デジタル大辞泉
しん【信】

1 うそのないこと。まこと。誠実。「
2 疑わないこと。信用。信頼。「
3 帰依すること。信仰。信心。「

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しん【信】[漢字項目]
[学習漢字]4年
1 言行にうそ偽りがないこと。まこと。「信義/忠信・背信」
2 まことと思う。疑わない。「信条・信託・信任・信念・信用・信頼/過信・確信・誤信・自信・所信・盲信」
3 神仏を信じて帰依する。「信教・信仰・信者・信心・信徒/狂信・篤信」
4 遠くまで届く合図や便り。「信号・信書/音信(いんしん・おんしん)・交信・私信・書信・通信・電信・発信・返信・来信」
5 約束のしるし。あかし。わりふ。「印信(いんじん)」
6 信濃(しなの)国。「信州/上信越」
[名のり]あき・あきら・こと・さだ・さね・しげ・しの・ただ・ちか・とき・とし・のぶ・のぶる・まさ・みち
[難読]信天翁(あほうどり)・信濃(しなの)
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世界大百科事典 第2版
しん【信】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
信
しん
一般には、真実で偽りのないことをいう。
(1)儒教においては、五常(仁・義・礼・智(ち)・信)の一にあげられ、友情に厚く友を欺かないことをいう。
(2)仏教では、サンスクリット語シュラッダーśraddhāあるいはプラサーダprasāda(信仰の意)の訳語。仏陀(ぶっだ)の教えを信ずることによって、心が澄み、清らかになることをさす。『倶舎論(くしゃろん)』4には「信とは心をして澄浄(ちょうじょう)ならしむ」とあり、倶舎宗ではあらゆる事象を75種の実体に分け、それを5大別した分類法(五位法)の中の心所法の一部にあげている。すなわち、心の働き(心所)のうちで、すべての善心と相伴うもの(大善地(だいぜんじ)法)の一とされる。また悟りに至る種々の修行を37に分類した三十七菩提(ぼだい)分法(三十七道品)のなかの五根(信・勤(ごん)・念(ねん)・定(じょう)・慧(え))の一とされる。
なお、ヒンドゥー教で説かれる「信仰」バクティbhaktiは、神に対する信愛・献身的な信仰であり、仏教で説く「信」śraddhāとは異なる。
[小川 宏]
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精選版 日本国語大辞典
しん【信】
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しん・じる【信】
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しん‐・ずる【信】
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しん‐・ず【信】
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