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倭舞【やまとまい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

倭舞
やまとまい
日本の雅楽の一種。毎年 11月 22日皇居内で行われる鎮魂祭の夕べに『大直日歌』の次に奏される歌舞。「和舞」「大和舞」とも書くが,現在宮内庁楽部では総称としての「大和歌」の場合のみ「大和」と書く。舞人は4人。2人は赤の袍 (ほう) ,他の2人は緑袍を着用し,垂纓 (すいえい) の冠をかぶり,右手にを持って舞う。伴奏楽器は竜笛 (りゅうてき) と篳篥 (ひちりき) が各1人。若干の歌い手のなかの首席唱者は笏拍子を打ちながら歌う。起源に関しては従来東舞に対する大和の舞というのが通説最古の上演記録として「宝亀元年和舞」とあるように,もともと百済系の和氏の舞であったものが次第に大和地方の舞にすりかえられていったという説もある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

やまとまい【倭舞】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

倭舞
やまとまい
古代の国風歌舞の一つ。和舞、大和舞とも記され、大和地方の風俗舞踊がその源であるといわれる。『続日本紀(しょくにほんぎ)』宝亀(ほうき)元年(770)3月の記事を初見とするが、『貞観儀式(じょうがんぎしき)』によるとすでに平安時代初期には大嘗祭(だいじょうさい)をはじめ宮中の大儀に用いられていた。その後応仁(おうにん)の乱(1467~77)を境に伝承がとだえたが、280年後の1748年(寛延1)の大嘗会(え)に再興された。現行宮中雅楽の倭舞はさらにその後の改訂を経たもので、大嘗会ほか11月の鎮魂祭に演じられる。舞人は4人で、2人は赤袍(ほう)、2人は緑袍を着用し、垂纓(すいえい)の冠を頂く。歌方(うたかた)は篳篥(ひちりき)、竜笛(りゅうてき)、拍子(ひょうし)各一に付歌(つけうた)若干名。なお奈良の春日(かすが)大社ほかの祭礼にも民俗芸能として倭舞が奏せられている。[高山 茂]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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