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健康診断【けんこうしんだん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

健康診断
けんこうしんだん
health examination
一見健康そうな人々を対象として,医師および歯科医師心身の状態,機能を検査し,そこから無自覚の疾病あるいは欠陥をもっている者を識別して,適切な事後処置により健康の保持増進をはかるために行われる医学的方法のこと。通常は学校や事業所などにおいて年1回以上行うことが法的に義務づけられている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

けんこう‐しんだん〔ケンカウ‐〕【健康診断】
疾病の有無体格身体栄養発育状況などを医師が診断すること。健診

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

健康診断
 自覚症状のない病気を早期に発見する目的で行う検査.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

けんこうしんだん【健康診断 health examination】
集団の中から一定の健康障害(傷病または機能障害)をもった人々をできるだけ早期により分ける操作(このような操作をスクリーニングscreeningという)をすること。個人を対象にして行うこともあるが,この場合も通常,多くは集団の場合と同じく〈健康〉な人が対象となる。かつてはこのような個人の健康診断と集団のそれとを区別して,後者集団検診mass examinationとよんだが,現在では健康診断といえば集団検診をさし,同義に用いられることが多い。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

けんこうしんだん【健康診断】
心身の異常にかかわらず、疾患の予防・早期発見のために医師が診断すること。健診。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

健康診断
けんこうしんだん
medical examination
とくに病気や異常があるとは思っていない者に対し、健康状態や、気づかずにいる疾病の有無を調べるために行う診察や検査をいう。健康を維持するためには、疾病・異常を早期に発見し、早期に治療することが必要であり、自覚症状や他覚症状が出てからでは手遅れになるおそれもあるので、定期的に健康診断を受けることが勧められる。このため、自発的に医療機関を訪れて受ける個人的なもののほかに、国民全体の健康維持のために行政的に行われるものがあり、定期健康診断などとよばれている。行政的に実施を義務づけたり、あるいはサービスとして実施している健康診断は、次に示すようにさまざまである。[平山宗宏]

健康診断の対象と種類

住民を対象として行政が保健サービスとして行っている健康診断としては、母子保健法による妊婦や乳幼児の健康診査(健康診断と保健指導を組み合わせた形式)がある。同法では1歳6か月健診と3歳児健診を健診内容を含めて定め、妊婦とほかの月年齢の乳幼児健診を市町村長の努力義務としており、複数回の妊婦健診や乳幼児健診が全国的に行われている。
 また、2008年(平成20)4月からは、高齢者の医療の確保に関する法律と健康増進法の連携のもとに都道府県健康増進計画が策定され、医療保険者に特定健康診査、特定保健指導の実施が義務づけられた。これは生活習慣病予防、とくにメタボリック症候群に着目した健診および保健指導を40歳以上75歳未満の被保険者と被扶養者を対象に行うもので、その実施と評価のためのデータ分析までを行うこととなっている。それまでの老人保健法は廃止された。
 学校では、学校保健安全法によって児童生徒、学生、職員の健康診断(就学前、定期、臨時など)が定められている。
 このほか、自治体が独自に予算を計上して対人保健サービスとして実施する癌(がん)検診などもある。また、個人が自発的に医療機関を訪れる健康診断で、短期間の入院をして総合的な検査を行うものは、人間ドックなどとよばれている。
 衛生上問題の起こりうる職場の従業員は、労働基準法によって年2回以上の健康診断が必要とされており、客に接触したり食品を扱う業種の業者は、感染症等に関する健康診断を受けなければならないことが、それぞれの業法に定められている。
 なお、健康診断には、定期的に行われる一般健康診断のほかに、とくに有害な物質を扱う業務に従事する労働者を対象にする特殊健康診断がある。労働安全衛生法により法的に義務づけられる特殊健康診断の対象は、有機溶剤業務、鉛業務、四アルキル鉛業務、特定化学物質などの製造・取扱い業務、高気圧作業、電離放射線業務、粉じん作業に従事する労働者である。その他、行政指導により特殊健康診断の実施を要する対象として、強烈な紫外線・赤外線・騒音下での業務、深夜業務、VDT(visual or video display terminalsの略、コンピュータなどの表示装置をさす)業務、種々の有害化学物質を扱う業務などに従事する労働者がある。また、都道府県労働基準局長が労働者の健康のために必要と判断した場合に、事業所に指示して行わせる臨時健康診断がある。[平山宗宏]

診断の内容と方式

健康診断の検査項目は対象と主目的によって異なるが、小児の場合は、内科的な診察のほか身体計測(身長、体重など)、視力・聴力の簡易検査、歯科診察、運動機能等の発達検査、それに貧血検査、尿検査、心電図検査などが行われる。成人では、血圧、血液化学、肺・胃のX線検査、尿検査、便の潜血反応検査などが重要になってくる。また、これらの実施の方式としては、医療機関や検査センターなどを個人別に訪れる個別健康診断と、指定された会場へ日時を決めて多人数を呼び集めて行う集団検診とがある。
 以上のような健康診断・検査の結果、さらに精密な診察・検査や治療を要することになれば、専門医療機関等への紹介が行われ、今後の生活上の注意などが必要であれば、医師、保健師、栄養士、心理相談員等によって保健指導、健康相談が行われる。また、一定期間後に再度診察や検査が必要と判断された場合には、継続観察などが行われる。これらは総称して健康診断・健康診査の事後措置といい、その成否は健康診断そのものの評価となるものである。[平山宗宏]
『西崎統監修『健康診断 気になる数値の見方』(1999・主婦と生活社) ▽安藤幸夫ほか著『病院の検査がわかる検査の手引き』新装改訂版(2001・小学館) ▽吉田和弘著『健康診断の「正しい」読み方』(2002・平凡社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けんこう‐しんだん ケンカウ‥【健康診断】
〘名〙 医師が体格、体力、発育、栄養、疾病の有無などの健康状態について詳しく行なう検査。病気の早期発見予防、健康の保持増進をはかる目的で行なう。
※夢の女(1903)〈永井荷風〉一一「其の週間の健康診断の際にお浪は如何した事か思掛けなく、突然入院を命ぜられた」

出典:精選版 日本国語大辞典
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