@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

健胃薬【けんいやく】

世界大百科事典 第2版

けんいやく【健胃薬】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

健胃薬
けんいやく

芳香や苦味によって嗅覚(きゅうかく)、味覚を刺激して反射的に胃液や唾液(だえき)の分泌を亢進(こうしん)させ、胃の機能(運動、分泌、消化)を促進させる薬剤で、食欲不振や消化不良に用いられる。苦味を利用するものを苦味健胃薬、芳香を利用するものを芳香健胃薬という。主として生薬(しょうやく)がこの目的で用いられ、苦味健胃薬にはゲンチアナ、センブリ、リュウタン、コロンボ根、ホミカ、コンズランゴ、オウレン、オウバクなどがあり、芳香辛味健胃薬としてははっか油、ウイキョウ、ケイヒ、サンショウなど食品としての香辛料を含むものがあり、その精油が芳香成分である。芳香健胃薬はまた駆風薬(腸内ガスを排出させる作用をもつ薬)としても用いられる。トウヒのように芳香と苦味を有するものは芳香苦味健胃薬という。健胃薬は一般的に消化酵素を配合して用いることが多いので、健胃消化剤ともいわれている。食べすぎ、胃酸過多のときに用いられる健胃散は、制酸剤としての炭酸水素ナトリウムにセンブリ末あるいはゲンチアナ末を配合したもので、これにさらにジアスターゼなどの消化酵素を加えてよく用いられる。健胃散は単に胃散ということもある。

[幸保文治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

けんい‐やく〔ケンヰ‐〕【健胃薬】
健胃剤」に同じ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

健胃薬」の用語解説はコトバンクが提供しています。

健胃薬の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation