@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

偶然性【グウゼンセイ】

デジタル大辞泉

ぐうぜん‐せい【偶然性】
予期しないことが起こる要素・性質。
哲学で、
㋐因果系列に含まれない事象が客観的に生起すること。
㋑すべての事象が因果系列の連鎖の中に位置するという決定論立場から、生起する事象について、その原因がわからず、因果系列に含まれずに生起するように見えること。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

偶然性
ぐうぜんせい
contingency英語
Zuflligkeitドイツ語
contingenceフランス語
常識的には、どうしてそれが生じたかについて十分な理解が得られていない事柄について、「偶然」という概念を使う。「今日、町で、偶然、昔の友人に会った」というふうに。しかし、よく調べてみれば、その日、同じ町角に、当人と友人とがそれぞれ出かけて行ったのには、それぞれ、それなりの理由があったことがわかるかもしれない。この考え方を推し進めていき、「世の中の事柄はすべて、それぞれが成立するための根拠があって成立したものであり、本質的に偶然生じたものは一つもない。偶然な事柄は、人間の無知のために存在するかにみえているにすぎない」とする人もある。また反対に、事柄を、必然的に生じたものと、偶然生じたものとの二つに分ける人もいる。この考え方は、様相論理学、あるいは物事の性質を本質的なものと偶有的なものとに分ける本質主義に通ずる。しかし、様相論理学や本質主義の当否をめぐってはいろいろな議論がある。[吉田夏彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ぐうぜん‐せい【偶然性】
〘名〙
① 予期しないことが起こる要素、性質。⇔必然性。〔普通術語辞彙(1905)〕
※侏儒の言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉小説「単に事件の発展に偶然性の少ないばかりではない」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

偶然性」の用語解説はコトバンクが提供しています。

偶然性の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation