@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

偽果【ぎか】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

偽果
ぎか
pseudocarp; false fruit
分類の一つで,子房以外の部分が生長して果実の主要部分となるものの総称仮果ともいう。生長する部分としては花托が全体を包み込むもの (なし状果。ナシ,ビワ) ,花托が肥大してその上に種子状に退化した果実が散在するもの (いちご状果イチゴ) ,花軸が肥大して壺状となって内側に多数の果実を包み込むもの (いちじく状果イチジク) などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ぎか【偽果】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ぎか【偽果】
花托かたく・萼がく・総苞そうほうなど子房以外の部分が子房とともに生長・肥大してできた果実。イチジク・ナシなど。仮果。 ⇔ 真果

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

偽果
ぎか
仮果(かか)ともいう。心皮(しんぴ)以外の萼(がく)や花床(かしょう)(花托(かたく))などの部分を含む果実の総称であって、真果(しんか)(真正果実)に対していう。
 バラ科ではいろいろの偽果がみられ、リンゴ属、ナシ属などでは真果の周りを発達した花床が取り囲む。イチゴ属では花床が発達して液質となり、その表面に小さい真果が埋め込まれた形となっている。イチジク属では壺(つぼ)状の花床が発達し、果実はその中に隠れている。
 ケンポナシやカシューノキ属では花柄(かへい)(花梗(かこう))の上部が膨れて果実状となり、その上に子房の発達した果実が付属物のようについている。ヤブランやルイヨウボタンでは子房壁が発達せず種子が大きくなるため、子房壁は破れ、種子の基部に小さく縮んで付着し、種子が果実状になるが、これは真果である。またキク科植物の痩果(そうか)といわれるものは、萼筒(がくとう)が宿存し、中に果実が入っているので、正確には真果ではなく偽果である。パイナップルは複合果であるが、子房壁ではなく、花序の軸がとくに発達したもので偽果である。[吉田 治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ぎ‐か〔‐クワ〕【偽果】

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

偽果」の用語解説はコトバンクが提供しています。

偽果の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation