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偽膜【ぎまく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

偽膜
ぎまく
pseudomembrane
たとえば,ジフテリアの場合の気管や咽頭部,あるいは細菌性赤痢の場合の大腸にみられるように,線維素の一部が滲出液と混ってできる,外見上はのような生成物をいう。また,胃腸の真菌感染症の場合も,組織の壊死片と真菌の集落が膜のようにみえる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ぎ‐まく【偽膜/義膜】
組織としての構造をもたず、繊維組織にうみなどが加わってできた膜様のもの。ジフテリアなどの際にみられる。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ぎまく【偽膜】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ぎまく【偽膜】
正常の構造をもたない膜。ジフテリアや赤痢などの炎症で、繊維素と壊死えし組織からなる滲出しんしゆつ物が固まってできる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

偽膜
ぎまく
生体組織の炎症は滲出(しんしゅつ)物の性状や種類によって分類されるが、滲出物の中に多量の線維素(血液凝固の際に生ずる不溶性のタンパク質)を含んでいる場合を線維素性炎とよぶ。滲出した線維素は粘膜表面で上皮細胞と絡み合って膜様物を形成するのが常であり、これを偽膜という。したがって線維素性炎は偽膜性炎ともよばれる。気管支の粘膜表面が黄色の厚い偽膜で覆われた場合を偽膜性気管支炎とよび、ジフテリアに特有な病変である。また赤痢菌の感染によっておこる細菌性赤痢では、結腸粘膜に浮腫(ふしゅ)、充血に次いで偽膜が形成されることが特徴で、周囲組織とともに壊死(えし)に陥り、これが剥離(はくり)して、不規則な地図状の潰瘍(かいよう)を形成する。また最近では、原因不明ではあるが、感染症の抗生物質による治療中、手術後、腎(じん)不全などの場合に偽膜性腸炎というのがおこり、臨床的に注目されている。なお、偽膜に壊死を伴ったものを一般に痂皮(かひ)とよんでいる。[渡辺 裕]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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