●儀【ギ】
デジタル大辞泉
ぎ【儀】

1 儀式。礼式。「婚礼の
2 事柄。こと。「その

「陳れば本校―も御承知の通り」〈漱石・吾輩は猫である〉
出典:小学館
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ぎ【儀】[漢字項目]
[常用漢字] [音]ギ(呉)(漢)
1 きちんと整えた人の姿・形。「威儀・容儀」
2 形の整った作法。「儀式・儀礼/行儀・辞儀・祝儀・盛儀・葬儀・風儀・流儀・礼儀」
3 見習うべき手本。模範。「儀表」
4 かたどったもの。模型。また、科学実験器械。「渾天儀(こんてんぎ)・測距儀・地球儀」
5 その件に関すること。事柄。「公儀・仕儀・難儀・別儀・余儀」
[名のり]きたる・ただし・のり・よし
1 きちんと整えた人の姿・形。「威儀・容儀」
2 形の整った作法。「儀式・儀礼/行儀・辞儀・祝儀・盛儀・葬儀・風儀・流儀・礼儀」
3 見習うべき手本。模範。「儀表」
4 かたどったもの。模型。また、科学実験器械。「渾天儀(こんてんぎ)・測距儀・地球儀」
5 その件に関すること。事柄。「公儀・仕儀・難儀・別儀・余儀」
[名のり]きたる・ただし・のり・よし
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精選版 日本国語大辞典
ぎ【儀】
[1] 〘名〙
① 作法に従った進退。礼式。儀式。
※勝鬘経義疏(611)十大受章「律者類也。儀者容儀」
※梵舜本沙石集(1283)九「釈子の風に背き、出家の儀をかく」
② かたち。姿。
※霊異記(810‐824)上「儀を図し常に礼し、其の役輟(や)まず」
③ (形式名詞的な用法) こと。事柄。わけ。由(よし)。
※平松家本平家(13C前)一「何条其儀あるべき。但義王が有るを憚るか。其儀ならば義王をこそ出ださめと宣へば」
[2] 〘接尾〙 自分、または自分の側を示す名詞に付いて「こと」「…に関して」の意を表わす。候文や、届け書の類で用いられることが多く、謙譲の意を添える。
※ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「Padre コトワ または Padre gui(ギ)ワ」
※浄瑠璃・薩摩歌(1711頃)上「私義は、銀座にながなが使はれ」
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