●元帳【もとちょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
元帳
もとちょう
ledger
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デジタル大辞泉
もと‐ちょう〔‐チヤウ〕【元帳】
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元帳
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世界大百科事典 第2版
もとちょう【元帳】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
元帳
もとちょう
ledger
企業会計の主要な帳簿の一つで、すべての勘定口座が開設されているものである。複式簿記では、まず日々の取引(会計上の記録を必要とする事象)を日付順に借方科目と貸方科目を設定して整理する。そのような記録をした帳簿を仕訳帳というが、この仕訳帳の記録は、次の段階において借方と貸方の別に各勘定へ転記される。その勘定あるいは勘定口座のすべてを収納して、勘定別の発生記録やその残高が確認できる帳簿を元帳あるいは総勘定元帳という。仕訳帳と元帳は2大主要簿といわれる。
古くは、簿記における仕訳帳から元帳への転記は手作業でなされており、この作業での誤記入とその修正が重い業務となっていたが、コンピュータの普及した現代において転記は自動的に進行し、その種の誤謬(ごびゅう)はなくなったといってよい。
総勘定元帳のうち取引の多いものあるいは内容の詳細を記入する必要があるものについては、当該勘定口座の内訳明細を記帳する補助元帳を活用することがある。たとえば売掛金勘定に対しての得意先元帳、買掛金勘定に対しての仕入先元帳などが知られている。補助元帳を利用する場合には、総勘定元帳への記録は、一定期間をまとめた合計での記帳に簡略化することが可能になる。
元帳は、企業会計の目的である財務諸表を作成するための基礎的で網羅的な記録が保持されている帳簿であるから、これを基にして、簿外で試算表や精算表が作成されながら、最終的には財務諸表としての貸借対照表や損益計算書が作成される。決算によって1会計期間(通常は1年)の会計データの確定が終われば、元帳の各勘定は締め切られ、資産、負債、純資産(資本)の残高は、次の会計期間に繰り越される。これら一連の過程は簿記一巡の手続とか決算手続といわれる。
[東海幹夫]
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精選版 日本国語大辞典
もと‐ちょう ‥チャウ【元帳】
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