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先住民土地法【せんじゅうみんとちほう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

先住民土地法
せんじゅうみんとちほう
Native Land Acts
ニュージーランドにおいて,マオリ族の所有地に関する部族連帯所有権を否定し,個人所有権のみを認めて入植者による土地買収を容易にした2つの法律。 (1) 1862年の法は,40年のワイタンギ条約による政府の土地買収独占権 (個人による土地買収の禁止) を解除し,マオリ族と植民者との私有地売買を認め,部族連帯所有権を調査する先住民土地裁判所を設置した。 (2) 65年の法では,10名のマオリ族が同意すれば,部族名をもって売ることができ,また他のマオリ族の同意なくして売る権利を与えた。さらに先住民土地裁判所に土地の登録を拒否したマオリ族の者は,その土地を没収されることになり,その土地を売っても法廷手続を長引かされて,その金を巻上げられた。この2法により,マオリ族の土地はほとんど奪われ,92年個人の買収が再び禁止されたときには,マオリ族の多くは小作人転落,彼らの人口も激減し,その伝統的社会は破壊された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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