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光明真言【こうみょうしんごん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

光明真言
こうみょうしんごん
真言陀羅尼のうちでも最も有名なものの一つ。『不空羂索毘盧遮那大灌頂光真言経』に出ている。「おん阿謨伽尾盧左曩摩訶母捺ら 麽に鉢納 麽入ばら鉢ら韈た野」 (おんあぼぎゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん) がそれである。この光明を誦すると,仏の光明を得てもろもろの罪報を免れるのでこの名がある。また,この真言を誦し土砂に加持して死骸の上に散じるとその加持力によってもろもろの罪障を除いて,死者を西方安楽国土に往生させることができるという。天台宗真言宗法要施餓鬼などの儀式に用いる。光明真言を誦する儀式を光明供 (こうみょうく) という。

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デジタル大辞泉

こうみょう‐しんごん〔クワウミヤウ‐〕【光明真言】
密教で用いる真言の一。これを唱えると、一切の罪障が除かれ、福徳が得られるという。

出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典

こうみょう‐しんごん クヮウミャウ‥【光明真言】
〘名〙 仏語。真言密教でとなえる呪文(じゅもん)の一つ。大日如来の真言で、また一切仏菩薩の総呪。唵(おん)・阿謨伽(あぼきや)・尾盧左曩(べいろしやのう)・摩訶母捺羅(まかぼだら)・麽尼(まに)・鉢曇摩(はんどま)・忸婆羅(じんばら)・波羅波利多耶(はらばりたや)・吽(うん)。これをとなえると一切の罪業が除かれるといい、この真言をもって加持した土砂を死者にかけると、生前の罪障が滅するとする。詳しくは不空大灌頂光真言といい、略して光言ともいう。
※二十五三昧起請(986)「可念仏結願次誦光明真言持土砂事」
[語誌]平安時代以来、光明真言法でとなえられたが、殊に中世、新興仏教の念仏や唱題の易行道に対抗して、旧仏教側が念仏に優るものとして普及に努めた。その結果、この光明真言の信仰が浄土思想と結びついて流布し、中世の石卒塔婆にも刻まれるなど広く盛行して、土俗化した。

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