●全部【ゼンブ】
デジタル大辞泉
ぜん‐ぶ【全部】
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
ぜん‐ぶ【全部】
〘名〙
① (━する) 一そろいの書物の冊数がすべてそろうこと。また、そのそろったもの。
※発心集(1216頃か)七「全部(ゼンブ)通利し文々解釈せよとも説かず」
② 一部分に対して、その全体。総体。すべて。⇔一部。
※東寺百合文書‐は・(年未詳)(鎌倉)二月一〇日・僧宗遍奉書「以二平野殿年貢一、一年中令レ備二進之処一、去年全部不レ進二済之間一、生身供及闕如」
※肱の侮辱(1907)〈国木田独歩〉「此人の心の全部(ゼンブ)が純白で透明で邪気の無い事を知りながら」
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