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八幡平【はちまんたい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

八幡平
はちまんたい
岩手県秋田県県境北部一帯の高原気象庁が定義する活火山で,狭義には,八幡平頂上(1613m)を中心に,岳(もっこだけ。1578m),茶臼岳(1578m)を含む範囲と玉川支流の湯田又川流域を含む。広義には駒ヶ岳(1637m),岩手山(2038m)を含めることもある。十和田八幡平国立公園に属し,多様な火山地形高層湿原高山植物の群落,アオモリトドマツ(オオシラビソ)の原生林などが保護されている。また,野趣に富む温泉群,樹氷なども有名。この地域の大半は,旧八幡平村で,1972年鹿角市の一地区となった。

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デジタル大辞泉

はちまんたい【八幡平】
岩手県北西部にある市。安比(あっぴ)高原・八幡平などのスキー場、藤七・松川・御在所などの温泉がある観光保養地。ホウレンソウ栽培が盛ん。平成17年(2005)9月に西根町・松尾村・安代(あしろ)町が合併して成立。人口2.9万(2010)。
岩手・秋田両県にまたがる火山。高原状をなし、標高1614メートル。十和田八幡平国立公園の主要地。温泉・スキー場が多い。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

はちまんたい【八幡平】
秋田・岩手両県の北部県境に広がる火山性高原。十和田八幡平国立公園に属する。狭義には高原中央にある最高峰楯状火山(1614m)をいい,広義には東の茶臼岳(1578m),西の栂森(つがもり)(1350m),焼山(1366m),南の畚(もつこ)岳(1578m),大深岳(1541m)を結ぶ連峰およびその周辺地域を含む。おもに輝石安山岩の厚い溶岩流と火山灰層からなり,主峰の山頂部は約1.5km2にわたって平たんな台地状をなし,付近には八幡沼やがま)沼などの湖沼が点在し,これらをとりまいて広大な高層湿原が展開している。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

はちまんたい【八幡平】
秋田・岩手の県境にある火山群。または、その主峰の楯状たてじよう火山。海抜1614メートル。ブナ・アオモリトドマツの樹海があり、八幡沼・蟇沼がまぬま周辺には湿原が広がる。十和田八幡平国立公園の一中心。
岩手県北西部の市。西部は、南部には岩手富士とよばれる岩手山(海抜二〇三八メートル)がそびえ、スキー場、温泉で知られる。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

八幡平
はちまんたい
秋田・岩手県境に広がる楯状火山(たてじょうかざん)。狭義の八幡平は標高1613メートルの八幡平頂上、八幡平山頂とよばれる地であるが、広義には八幡平頂上の東方にある茶臼(ちゃうす)岳(1578メートル)、西方の焼(やけ)山(1366メートル)などの火山群を含む高原状の山地をさす。標高600メートルではブナ林が多いが、1000メートルを超えるとアオモリトドマツ(オオシラビソ)の樹海となる。地形が平坦(へいたん)で季節風を遮るものがないので、アオモリトドマツの生育は悪く扁形(へんけい)している。八幡平頂上の東方には火口湖の八幡沼、ガマ沼など小沼が多く、周辺は湿原となっている。ミズバショウ、シラネアオイなどがみられる。焼山とその東方の栂森(つがもり)の間の毛氈峠(もうせんとうげ)付近にはガンコウラン、コケモモなどの植物群落がみられる。
 八幡平頂上からの展望は雄大で、岩手山、駒ヶ岳(こまがたけ)などを望むことができる。道路八幡平アスピーテライン(冬期は通行止)が東西方向に通じ、高原の探勝は比較的容易。藤七(とうしち)、後生掛(ごしょがけ)、トロコなど八幡平温泉郷があり、これらの温泉を基地とする春スキーのツアーを楽しむことができる。なお、冬期には積雪5メートルを超え、樹氷が生じる。十和田(とわだ)八幡平国立公園の一中心である。[宮崎禮次郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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事典・日本の観光資源

八幡平
(秋田県鹿角市)
森林浴の森100選指定の観光名所。

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八幡平
(青森県・秋田県)
日本百名山」指定の観光名所。

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事典 日本の地域遺産

八幡平
(岩手県八幡平市;秋田県鹿角市;秋田県仙北市)
美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産」指定の地域遺産。

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精選版 日本国語大辞典

はちまんたい ハチマンたひ【八幡平】
岩手・秋田両県の県境にある楯状火山。ゆるやかな傾斜をもつ高原状の山頂近くには八幡沼・蟇(がま)沼などの火口湖があり、そのまわりに大湿原が展開する。十和田八幡平国立公園の一中心。標高一六一四メートル。

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