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公主【こうしゅ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

公主
こうしゅ
Gong-zhu; Kung-chu
中国で天子の娘をいう。諸侯 () に結婚を (つかさど) らせたのでこの名が出たといわれる。公主はときに唐代の太平公主のように政治的権威をふるったり,文成公主のように政略のため外族に嫁した例も多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こう‐しゅ【公主】
天子の娘。皇女。中国で、古代、天子が息女を諸侯に嫁がせるとき、その婚礼を三公に取り仕切らせたところからいう。

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世界大百科事典 第2版

こうしゅ【公主 gōng zhǔ】
中国で皇帝の女子をいう。日本の内親王に当たる。帝の姉妹を長公主,帝のおばを大長公主とよび,公主の夫は駙馬と称する。《春秋公羊伝》には〈天子が女(むすめ)を諸侯に嫁すとき,必ず諸侯の同姓者をしてこれを主(つかさ)どらせたので,故に公主という〉と説明している。唐制では公主づきの邑司の官が設けられ封戸も与えられ,太平・安楽両公主のごとく権勢をふるう者も出た。外族に嫁した者は和蕃公主とよばれる。【池田 温】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

公主
こうしゅ

中国で、皇帝の女(むすめ)の尊号。秦(しん)・漢(かん)時代からの称号であり、皇女の婚礼を最高官の三公がつかさどったことによるといわれる。漢代では諸侯王(しょこうおう)の王女も公主とよび、皇帝の姉妹は長公主(ちょうこうしゅ)と号された。細君(さいくん)や王昭君(おうしょうくん)のように周辺諸民族の君主に嫁した公主を和蕃公主(わばんこうしゅ)という。唐代の制度では公主の範囲は限定されており、皇帝の姑(おば)を大長公主(だいちょうこうしゅ)、姉妹を長公主、女を公主と称し、皇太子の女は郡主、親王(しんのう)の女は県主とされた。

[尾形 勇]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こう‐しゅ【公主】
〘名〙 (中国の秦漢時代天子がその娘を嫁がせるとき、三公にそのしたくをさせたところから) 天子の娘。内親王。皇女。王女。
※文華秀麗集(818)中・奉和春閨怨〈朝野鹿取〉「十五能歌公主第。二十工舞季倫家」
※新撰朗詠(12C前)下・帝王「広野姫は公主なり、風雲を契りて龍興を復す〈藤原斉信〉」 〔漢書‐高祖紀上〕

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旺文社世界史事典 三訂版

公主
こうしゅ
中国皇帝または皇族の女子の呼称
漢代の王昭君のように,政略のために外国支配者に嫁した公主を和蕃 (わばん) 公主という。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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