●公奴婢【こうぬひ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
公奴婢
こうぬひ
kong-nobi
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デジタル大辞泉
く‐ぬひ【▽公▽奴×婢】
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世界大百科事典 第2版
くぬひ【公奴婢】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
公奴婢
くぬひ
日本古代の律令(りつりょう)制における五色(ごしき)の賤(せん)の一つで奴隷。官(かん)奴婢とも称される。宮内省官奴司(かんぬし)が、官戸(かんこ)とともに名籍をつくり管理し、内裏(だいり)、宮内省、中務(なかつかさ)省や離宮で、主として天皇の家産経済のための労働に使役された。総数は数百人と推定されるが、758年(天平宝字2)に大量に解放されて今良(ごんろう)という新しい身分とされてから以降は急速に減少した。
[石上英一]
『井上光貞他編『日本思想大系3 律令』(1976・岩波書店)』
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旺文社日本史事典 三訂版
公奴婢
くぬひ
官奴婢 (かんぬひ) ともいわれ,個人所有の私奴婢に対する。大化の改新以前の大和政権所有奴婢が,引き続き律令制の諸官庁に属して官田の耕作・雑役に従事した。戸を形成できず良民との結婚は禁止され,売買の対象となった。
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精選版 日本国語大辞典
く‐ぬひ【公奴婢】
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