●六国史【りっこくし】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
六国史
りっこくし
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デジタル大辞泉
りっ‐こくし〔リク‐〕【六国史】
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世界大百科事典 第2版
りっこくし【六国史】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
六国史
りっこくし
官撰(かんせん)の6種の国史の総称。奈良・平安時代に編纂(へんさん)された『日本書紀』『続日本紀(しょくにほんぎ)』『日本後紀』『続日本後紀』『日本文徳(もんとく)天皇実録』『日本三代実録』がそれである。国史の編纂は古く、7世紀、聖徳太子のときに『天皇記』以下が完成したといわれるが、現在は伝わらない。天武(てんむ)朝(672~686)に史局が開設され、それが『日本書紀』となって720年(養老4)に完成した。以来、相次いで国史が編纂され、これによって神代から887年(仁和3)までの国史が残された。いずれも中国の史書に倣った編年体の漢文の国史で、薨卒(こうそつ)の条には詳しい伝記をのせて、紀伝体を兼ねる。なかでも『文徳実録』『三代実録』は記述が豊富で、記事が正確である。これらすべてが古代史研究の根史料である。六国史以後もしばしば史局が開設され、官撰の国史の編述が計画されたが、いずれも完成しなかった。
[林 幹彌]
『坂本太郎著『六国史』(1970・吉川弘文館)』
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精選版 日本国語大辞典
りっ‐こくし リク‥【六国史】
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ろく‐こくし【六国史】
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ろっ‐こくし ロク‥【六国史】
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旺文社日本史事典 三訂版
六国史
りっこくし
すべて勅撰。『日本書紀』『続 (しよく) 日本紀』『日本後紀』『続日本後紀』『日本文徳天皇実録』『日本三代実録』の6書で,いずれも漢文・編年体で書かれている。『日本書紀』の後半以後は,官庁の記録によって編纂された重要史料。律令国家の衰退とともに中絶したが,明治時代にこれを継ぐため修史局(現史料編纂所)が置かれ,『大日本史料』を続刊中である。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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