●六義【りくぎ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
六義
りくぎ
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デジタル大辞泉
りく‐ぎ【▽六義】
2 和歌の六種の風体。紀貫之(きのつらゆき)が1を転用して古今集仮名序で述べた、そえ歌・かぞえ歌・なずらえ歌・たとえ歌・ただごと歌・いわい歌。
3 書道の六種の法。筆法・風情(ふぜい)・字象・去病(きょへい)・骨目(こつもく)・感徳。
4 ⇒六書(りくしょ)1
5 物事の道理。
「物の筋道―をたて」〈浄・生玉心中〉
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ろく‐ぎ【六義】
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世界大百科事典 第2版
りくぎ【六義 liù yì】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
六義
りくぎ
中国最古の詩集『詩経(しきょう)』の詩の分類法で、内容別の分類である風(ふう)・雅(が)・頌(しょう)と、形式上の分類である賦(ふ)・比(ひ)・興(きょう)の六つをいう。初出は『詩経』大序と『周礼(しゅらい)』春官であるが、それぞれの意味するところについては古来問題が多い。通説によると、風は風土・風俗の意で、民間の歌謡のこと、雅は正の意で、中原(ちゅうげん)の王朝貴族の雅言(標準語)による歌声、頌は祖先の功徳の頌歌をいう。次に、賦は比喩(ひゆ)なしで事実を述べる文体、比は一般に比喩であるが、とくに諷喩(ふうゆ)(アレゴリー)のこと、興については定説がないが、自然の現象と人間の事象を並べる平行法により隠喩(いんゆ)を読み取らせる手法と考えられる。『詩経』がわが国に伝わると、六義は和歌の六種の表現形式に適用された。『古今集』の仮名序で、風・賦・比・興・雅・頌をそれぞれ、「そへ歌、かぞへ歌、なずらへ歌、たとへ歌、ただごと歌、いはひ歌」と言い換えている。そのほか、書道における六種の法(筆法、風情、字象、去病(きょへい)、骨目(こつもく)、感徳(かんとく))をさすこともある。
[加納喜光]
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精選版 日本国語大辞典
りく‐ぎ【六義】
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ろく‐ぎ【六義】
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