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六部【りくぶ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

六部
りくぶ
Liu-bu; Liu-pu
中国の官制,中央行政機関の六部門をいう。日本の各省に相当。儒教経典『周礼』の天,地,春,夏,秋,冬の六官の系統に擬され, (文官人事) , (財政) , (祭祀外交,学校) , (軍事) , (司法刑獄) ,工 (土木営造) 各部の総称から六朝時代を通じ尚書省の担当部局 (各曹) が発展したもので,長官-尚書,次官侍郎,判官-郎中・員外郎,主典-主事・令史などの構成をもつ。唐初に上記六部の順序が定着,清末に及んだ。古くは三部ずつ尚書都省の左右僕射 (ぼくや) ,左右丞 (じょう) に属したが,明代以後六部が天子に直結するようになった。

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デジタル大辞泉

りく‐ぶ【六部】
中国の六つの中央行政官庁吏部戸部礼部兵部刑部工部代に設けられ、末に廃止された。吏部は文官の任免、戸部は財政、礼部は文教、兵部は軍事また武官の任免、刑部は司法、工部は土木関係の行政を担当した。ろくぶ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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ろく‐ぶ【六部】
六十六部」の

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世界大百科事典 第2版

りくぶ【六部 liù bù】
中国,唐代から清末まで中央行政を分掌した吏,戸,礼,兵,刑,工の6官庁の総称。吏部は文官の人事,戸部は財政,礼部は祭祀と教育,兵部は軍事と武官の人事,刑部は司法,工部は土木に関する政務をそれぞれ担当した。魏・晋以後,中央行政機関となってきた尚書省は,5曹ないし6曹の分曹をもち,それらの曹名にも変遷があったが,唐代にいたって吏,戸,礼,兵,刑,工の六部とした。《周礼(しゆらい)》の天,地,春,夏,秋,冬の六官に淵源をもつ各部の長官を尚書,次官を侍郎といい,これら六部をおのおの四司に分け,各司に郎中,員外郎,主事などの官を置いた。

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ろくぶ【六部】
朝鮮古代の新羅王畿の地域区分。六村ともいわれ,梁部(楊山村),沙梁部(高墟村),本彼部(珍支部),牟梁部(大樹村),韓祇部(加利村),習比部(高耶村)からなる。新羅王畿は慶州盆地と周辺の五つの谷間からなり,ほぼ現在の慶尚北道慶州市・同月城郡にあたる。王畿内の六部(旧小国)が連合して新羅を建国したので,新羅貴族は主として六部出身で,その住民も地方住民より政治的地位が高かった。各部の構成については部族説などもあるが,農耕生産を中心とする自然村落の連合体とみられる。

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精選版 日本国語大辞典

りく‐ぶ【六部】
〘名〙 中国、隋・唐代以降清代まで中央政府の行政事務を分担した六つの官署の総称。吏・戸・礼・兵・刑・工の各部。尚書省に属したが、元代には中書省に属し、明・清代には天子に直属、清末に廃止。〔小学紺珠‐職官類・六部〕

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ろく‐ぶ【六部】
〘名〙
※雑俳・長ふくべ(1731)「岩乗であらおもしろの六部やな」

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旺文社世界史事典 三訂版

六部
りくぶ
隋・唐以後,清末期まで中央行政事務を分担執行した,吏・戸・礼 (らい) ・兵・刑・工の6官署の総称
その源は漢代までさかのぼる。吏部は官吏の選任,戸部は財政,礼部は祭祀・教育,兵部は軍事,刑部は裁判,工部は土木事務を担当。唐代は尚書省に所属し,元では中書省の配下に,明に至って天子(皇帝)の直属となり,中央行政の最高機関として天子の独裁権を確立。清もこれを受けついだ。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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