●共済組合【きょうさいくみあい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
共済組合
きょうさいくみあい
mutual benefit association
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デジタル大辞泉
きょうさい‐くみあい〔‐くみあひ〕【共済組合】
[補説]日本鉄道共済組合(JR共済)、日本たばこ産業共済組合(JT共済)、日本電信電話共済組合(NTT共済)が平成9年(1997)に、農林漁業団体職員共済組合が平成14年(2002)に厚生年金保険に統合された。
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保険基礎用語集
共済組合
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世界大百科事典 第2版
きょうさいくみあい【共済組合】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
共済組合
きょうさいくみあい
公務員等の職域における社会保険の仕組みによる共済制度。社会保険の前段階で存在した同種の職業または同業の事業などに従事する者の自主的な相互扶助組織をいうこともある。
公務員等の職域では、明治時代の初期より旧軍人や官吏が退職または死亡した場合に公費によって年金または一時金を支給する恩給制度が存在したが、その特権的性格に対する批判が高まり、1950年代後半から1960年代前半にかけて廃止され、共済組合に統合された。
共済組合の起源は明治末期から大正期にかけて創設された官業労働者の共済組合である。第二次世界大戦後は公務員等の職域における医療(短期給付)・年金(長期給付)・福祉の三事業を担い、かつては国家公務員、地方公務員、公共企業体(日本国有鉄道・日本専売公社・日本電信電話公社)、私立学校、農林漁業団体(医療の事業は実施せず)のそれぞれにつき共済組合が存在した。しかし、公的年金制度の公平化・安定化を目ざした一元化の流れのなかで、年金部門については大きな変貌(へんぼう)を遂げることになり、日本鉄道共済組合(JR共済)、日本たばこ産業共済組合(JT共済)、日本電信電話共済組合(NTT共済)は1997年(平成9)に、農林漁業団体職員共済組合は2002年(平成14)に厚生年金に統合され、2012年の被用者年金一元化法により2015年には国・地方・私学の共済年金もすべて厚生年金に統合された。現在の共済組合は、医療・福祉の事業のほか、年金については一元化前の加入期間についての旧職域年金部分と民間企業の退職給付との均衡を図る観点から新設された「年金払い退職給付」を行う。
[山崎泰彦 2016年7月19日]
『関根繁雄著『年金一元化後の公務員のあたらしい年金制度――公務員に適用される厚生年金給付・退職等年金給付』(2015・共済組合連盟)』▽『関根繁雄著『よくわかる共済制度(医療・年金)ガイドブック』各年版(共済組合連盟)』▽『地方公務員共済年金制度研究会編『地方公務員共済年金制度の解説』各年版(ぎょうせい)』
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精選版 日本国語大辞典
きょうさい‐くみあい ‥くみあひ【共済組合】
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