●共重合【きょうじゅうごう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
共重合
きょうじゅうごう
copolymerization
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
きょう‐じゅうごう〔‐ヂユウガフ〕【共重合】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
栄養・生化学辞典
共重合
出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
きょうじゅうごう【共重合 copolymerization】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
共重合
きょうじゅうごう
copolymerrization
2種類以上の単量体を同時に重合させることをいい、その結果、構成している単量体の単位が、ある割合で含まれて生成した重合体を共重合体(コポリマー)という。
共重合反応は、反応性の異なる2種類の単量体MとNとの競争重合反応であり、共重合物の組成や単量体単位の配列順序もまた反応中に決まってくる。
で(1)のような共重合体はMの反応性がNより大きい場合であり、(2)はその逆である。(3)は特別な場合に生成する交互共重合体である。(4)はブロック共重合体、(5)はグラフト共重合体とよび、この二つは先に一つの種類の単量体から線状重合体をつくり、それに接ぎ木していく方法でつくられている。
共重合反応は重合物の物性改質によく利用されている。たとえば室内吹付け塗料として用いられる酢酸ビニルとメチルメタクリレートの共重合物は、ポリ酢酸ビニル単独の塗料より機械的性質が改善され、光沢や耐水性も向上している。
[垣内 弘]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
きょう‐じゅうごう ‥ヂュウガフ【共重合】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
化学辞典 第2版
共重合
キョウジュウゴウ
copolymerization
2種類あるいはそれ以上の単量体を混合して行う重合.その結果生じる同一分子中に2種類あるいはそれ以上の単量体単位を含む重合体を共重合体という.反応の形式上,
(1)ラジカル共重合,
(2)アニオン共重合,
(3)カチオン共重合,
(4)多成分系触媒共重合,
にそれぞれ分類できる.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)
Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「共重合」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●共重合の関連情報