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内水【ないすい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

内水
ないすい
internal waters
領海をはかる基線の陸地側にあるすべての海域河口内海などがある。内水では領土と同様に沿岸国の完全な主権が及ぶ。領海とは異なり,外国船舶無害通航権を与えられない。ただし,直線基線の採用により従来領海であった海域が内水に取込まれる場合には,無害通航権が認められる。海洋環境保全との関連から,国連海洋法条約は外国私船に対する入港国の特別の権限を認めている。なお,群島水域は河口,湾,港を除いて内水にはあたらない。 (→歴史的湾 )  

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ない‐すい【内水】
国家の領域内にある水域。国内の河川・湖沼・運河および湾・内海・港など。
堤防の内側(堤内地)にたまった雨水流水。⇔外水

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ないすい【内水 interior waters】
領海を測る基線の内側のすべての水域。すなわち領海より陸地側の水域。一国の領土の内部にある河川,湖沼,運河などのほかに,海岸外側で基線より内側の水域や湾,内海,港の内部が含まれる。内水と領海をあわせて領水ともよぶ。 領海を測るための通常の基線は海岸の低潮線であるので,海岸の低潮線と高潮線の間は内水である。また,海岸線が著しく曲折したり,海岸に沿ってすぐ近くに一連の島があるような地形のところでは,海岸の適当な地点間を直線で結ぶ方法が認められている(直線基線)。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

内水
ないすい
internal waters

国の領土内にある河川・湖などの内水面のほか、国際法においては、とくに領海を測るための基線の陸地側にある水域をいう。国は、内水を領土の一部とみなして主権のもとに置く。通常の海岸の低潮線と高潮線との間にある水域、海岸線が入り込んでいたり、近くに一連の島があるために直線基線が採用されている場合には直線基線と実際の海岸線との間にある水域、湾口の幅が24海里を超えない場合の湾の内側の水域、さらに群島水域内の一部の水域は、内水とされる。歴史的湾または歴史的水域(沿岸国が歴史的権原をもつ湾または水域)も内水とされる。瀬戸内海は、自然の水路によって外洋と連絡している特殊な例であるが、日本の内水である。一般に、内水では領海と異なって外国船は無害通航権をもつものではないが、従来から外国船の通航に使用されてきた海が、国によって新たに内水化された場合には、外国船の無害通航権は従前どおり存続するものとされている。

[中村 洸]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ない‐すい【内水】
〘名〙 国家の領水の一部。湖沼、河川、運河などの類。
※公海に関する条約(1968)第一条「『公海』とは、いずれの国の領海又は内水にも含まれない海洋のすべての部分をいう」

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