●内燃機関【ないねんきかん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
内燃機関
ないねんきかん
internal-combustion engine
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デジタル大辞泉
ないねん‐きかん〔‐キクワン〕【内燃機関】
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世界大百科事典 第2版
ないねんきかん【内燃機関 internal combustion engine】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
内燃機関
ないねんきかん
酸化能力をもち作動流体となる気体(ほとんどが空気)の中で燃料を燃焼させ、高温・高圧となった燃焼ガスをシリンダーとピストン、またはタービンに作用させ機械的エネルギーに継続して変換する熱機関の一種。シリンダー内で燃焼させる往復動内燃機関としては、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスエンジン、石油エンジンなどがあり、燃焼器で燃焼させる機関としてガスタービン、ジェットエンジン、ロケットエンジンなどがある。また中間的な内燃機関として、フリーピストン機関で燃焼させガスタービンで機械エネルギーに変換するフリーピストンエンジン、往復動内燃機関と排気タービンを機械的に結合した複合機関などがある。
使用燃料は気体、液体の2種がある。液体燃料では、気化器で気化させ供給する機関と、直接燃焼室に噴射される機関に大別される。点火は、往復動型では電気火花で点火するか、圧縮された空気の高温で自発点火するものに大別される。作動方式は往復動型では四行程式と二行程式がある。なお連続燃焼するガスタービンなどでは、始動時だけ点火し、あとは火炎保持装置で連続的に点火する。
[吉田正武]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典
ないねん‐きかん ‥キクヮン【内燃機関】
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化学辞典 第2版
内燃機関
ナイネンキカン
internal combustion engine
構造は大略して気筒,弁,ピストンおよびクランク-連桿(かん)の部分からなり,作動流体自体のなかで燃料を燃焼させて機械的エネルギーを得る熱機関をいう.内燃機関は,空気と燃料との混合気体を気筒に吸入,圧縮し,電気火花で点火して燃焼させる火花点火機関と,空気だけを気筒に吸入,圧縮し,そのなかに燃料を噴射して燃焼させる圧縮点火機関の2種類に大別される.前者の種類には天然ガス,溶鉱炉ガスなどのような気体燃料を用いるガス機関,灯油・軽油・ガソリンを用いる石油機関などがある.後者の圧縮点火機関には,低速のものには重油が,高速のものには軽油が用いられている.内燃機関はほかの熱機関(蒸気機関,蒸気タービンなど)に比べて熱効率が高く,1馬力当たりの重量,体積が小さくてすむので,動力としてもっとも広く実用されている.馬力は工業上よく用いられる仕事率の単位で,0.7355 kW に相当する.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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旺文社世界史事典 三訂版
内燃機関
ないねんきかん
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