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再婚【サイコン】

デジタル大辞泉

さい‐こん【再婚】
[名](スル)配偶者と死別または離別した人が、再び結婚すること。「周囲のすすめで再婚する」→待婚期間

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

さいこん【再婚】
死別あるいは離婚により,婚姻関係が解消され,あるいは取り消された後,別の婚姻関係に入ること。日本民法は,男女を問わず再婚の自由を認めている。ただし,女子については,前婚の解消,または取消しの日から6ヵ月たたないと再婚できないものと定めている(民法733条1項)。この期間を,再婚禁止期間,待婚期間,寡居期間などという。戸籍担当者の過失などにより,733条に違反し,再婚禁止期間を経過しないで婚姻が行われた場合には,各当事者,その親族または検察官,当事者の配偶者または前配偶者より取消しの請求をすることができる(744条)。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

さいこん【再婚】
スル
配偶者と死別または離婚した人が、もう一度結婚すること。三度目以上についてもいう。 良縁を得て-する

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

再婚
さいこん
配偶者と死別あるいは離婚して結婚(婚姻)を解消したのち、または結婚が取り消されたのち、別の結婚関係に入ること。かつては、夫の死後妻が再婚することは好ましくないとされ、妻の再婚を禁止・制限する風俗が支配したが、現在は、そのような考え方は消滅した。[高橋康之・野澤正充]

法律上の再婚

民法では、女は前婚の解消または取消しの日から起算して100日間経過しなければ再婚をすることができないとしている(同法733条1項)。この期間を再婚禁止期間(待婚期間・寡居期間)という。この制度は、再婚後に生まれた子が前夫の子なのか後夫の子なのか、わからなくなることがあるのを防ぐ趣旨である。したがって、女が前婚の解消または取消しの時に懐胎していなかった場合、および、女が前夫の子を生んでしまえば、100日以内でも再婚が可能である(同法733条2項)。詳しくは『再婚禁止期間』の項を参照されたい。[高橋康之・野澤正充]

文化人類学上の再婚

社会により再婚にはさまざまの規定が慣習として設けられている。再婚をまったく禁止している場合も、また前の婚姻解消後再婚までの間の最低期間を定めている場合も、またさらに再婚相手になんらかの制限や優先順位を定めている場合も、その規制はさまざまであるが、一般に多くの社会においては男性よりも女性に対して厳しいものとなっている。極端な場合には夫の葬式で妻が殉死すべきであるとされることもあるが、これは多くの場合社会全体ではなく上層部に限られた慣習であろう。この例はインドの上層カーストの女性の場合で、夫の死後一生喪に服するか、またはサティーと称して殉死するかしなければならなかった。中国でも儒教倫理は「貞女二夫に見(まみ)えず」を婦徳と教え、女性の再婚を禁じた。再婚の全面禁止や禁止期間の設定はこのように服喪と関連が深いが、これに対して再婚相手の制限はその社会の親族組織と微妙に関連している。よくみられるのは亡夫の兄弟がその未亡人と婚姻するレビレート婚と、男やもめが亡妻の姉妹と婚姻するソロレート婚であるが、どちらもその形式がとられる理由は社会によりさまざまである。東アフリカではしばしばレビレート婚がみられるが、このときには未亡人は新しい夫との排他的性関係に入りながら、亡夫の名のもとに子を産むのであり、ある意味では先の婚姻が継続しているともいえよう。それに対し日本でもレビレート婚がみられるが、この場合は別の婚姻とみなされ、弟が家を守りつつ兄の遺子を育てるという意味合いが強い。[山本真鳥]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

さい‐こん【再婚】
〘名〙 配偶者と死別または離別した人が、再び結婚すること。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四四「余固と再婚(サイコン)を欲せざりしが事故あって終に娶れり」

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