●凹レンズ【おうレンズ】

ブリタニカ国際大百科事典小項目事典

凹レンズ
おうレンズ
concave lens

中央部分が周辺部分より薄いレンズ。光を発散させるので，近視眼用眼鏡，その他の光学器械に用いられる。形によって両凹レンズ，平凹レンズ，凸凹レンズに分類される。

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デジタル大辞泉

おう‐レンズ〔アフ‐〕【凹レンズ】

中央部が縁より薄いレンズ。光を発散させる働きがあり、近視用眼鏡などに使用。⇔凸レンズ。

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世界大百科事典第２版

おうれんず【凹レンズ】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

凹レンズ
おうれんず

中央部が周縁部よりも薄くなっている単レンズ。平行光線が凹レンズの軸に平行に入射すると、レンズの前方の焦点から発散してきた光線としてレンズから出射するので、発散レンズともいう。凹レンズの前方にある物体の像は、物体と同じ側に、物体よりも小さく、物体と同じ向きをもつ虚像である。これを見るには、凹レンズから出てくる光の中に目を置いて見ればよい。

［三宅和夫］

[参照項目] | レンズ

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