●出陣式【シュツジンシキ】
デジタル大辞泉
しゅつじん‐しき〔シユツヂン‐〕【出陣式】
1 武家時代、出陣に際して行われた儀式。大将が具足姿で床几に腰をかけ、打ち鮑(あわび)・搗(か)ち栗・昆布の3種を肴に三献をくんだ。
2 何か事を始めるにあたり成功・勝利を祈念して行う儀式。「体育大会への出陣式 」
2 何か事を始めるにあたり成功・勝利を祈念して行う儀式。「体育大会への
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世界大百科事典 第2版
しゅつじんしき【出陣式】
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精選版 日本国語大辞典
しゅつじん‐しき シュツヂン‥【出陣式】
〘名〙
① 中世の軍礼の一つ。出陣に際して吉日に行なった儀式。大将が小具足に鎧直垂(よろいひたたれ)のいでたちで吉方へ向かってすわり、打鮑(うちあわび)・勝栗・昆布の三種の肴(さかな)で献酬して、「打って勝って喜ぶ」の縁起を祝う。鎌倉時代は小具足姿、室町以後は鎧兜を着用して行なった。
② 旧陸軍で、出征の道途に部隊長が行なう儀式の一つ。
③ 何か事を始めるにあたり、勝利や成功を祈って行なう儀式。「知事選挙の出陣式」
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