●分光計【ブンコウケイ】
デジタル大辞泉
ぶんこう‐けい〔ブンクワウ‐〕【分光計】
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世界大百科事典 第2版
ぶんこうけい【分光計 spectrometer】
一般に分光器と称されているものの一つと考えてよいが,とくに波長の読取りに重点が置かれているのが分光計であるといえる。スリットとそれに入射した光を平行光束にするための光学素子からなるコリメーター,入射平行光束を集光させて観測するための望遠鏡,分散素子を置く回転台からなり,図のように配置されたものが基本となっている。回転台は大きな角度目盛円板の中央にあり,望遠鏡はその中心軸を望みながら円板のまわりに自由に移動できその回転角を読むことができる。
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精選版 日本国語大辞典
ぶんこう‐けい ブンクヮウ‥【分光計】
〘名〙 角度目盛を持っている分光器。光の入口、出口両方の望遠鏡を固定したままで、プリズムを回転して、あるスペクトル線が得られたとき、その波長をプリズム回転台についている角度目盛から読み取れるようにした器械。スペクトロメーター。〔稿本化学語彙(1900)〕
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