●分子結晶【ぶんしけっしょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
分子結晶
ぶんしけっしょう
molecular crystal
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デジタル大辞泉
ぶんし‐けっしょう〔‐ケツシヤウ〕【分子結晶】
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世界大百科事典 第2版
ぶんしけっしょう【分子結晶 molecular crystal】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
分子結晶
ぶんしけっしょう
molecular crystal
分子性結晶ともいう。単独に存在しうる分子がファン・デル・ワールス力で凝集して生成する結晶であり、低分子量分子では一般に融点が低く、昇華しやすい特徴をもつ。結晶内での分子構造が気体での構造とほとんど変わらないものが真の分子結晶である。水や酸、塩基では結晶内での水素結合の寄与が大きくなり、分子構造に影響している。塩化アルミニウムは気体ではAl2Cl6の二量体分子であるが、結晶はイオン結晶となる。五塩化リンPCl5も結晶では[PCl4][PCl6]の錯塩となる。
[岩本振武 2015年7月21日]
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