@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

分散処理【ぶんさんしょり】

世界大百科事典 第2版

ぶんさんしょり【分散処理 distributed processing】
コンピューターによる情報処理において,多数の小型コンピューターを配置し,これをネットワークを通して接続することによって,一体としての処理を行うようにする方式のこと。企業では部門ごとのコンピューターでその部門の情報を扱い,これらの情報を他部門からも利用できるようにすることが全社の情報を1ヵ所で集中するより経済的になることが多い。利用者が持つパーソナルコンピューターでは,ヒューマンインタフェースにかかわる処理を主として行い,これが多数の共用データベースからの情報にアクセスして処理を進める方式がクライアントサーバーシステムclient server systemとして一般化している。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ぶんさんしょり【分散処理】
ネットワークで接続された複数のコンピューターを使用して、並列的に一つのデータ処理を行うこと。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

分散処理
ぶんさんしょり
一つの仕事を複数に分割し、同時並行して処理すること。このような処理を1台のコンピュータで行う場合は並列処理とよばれるが、ネットワークに接続された複数台のコンピュータで行われる場合に分散処理とよばれることが多い。完全に分散して処理を完了させるわけではなく、仕事の分割と結果の統合をかならず含むため、分散・統合処理とよぶほうが正確であろう。近年、パソコンを中心としてハードウェアの低価格化が進み、またそれらを接続する通信網の高速化が進んだため、数百台以上のパソコンを使用して一つの仕事を行わせるケースも多い。たとえば暗号の解読を行った例がある。しかし、このように定められた仕事を複数のコンピュータで同時並行して処理する場合だけでなく、一般に、オフィス業務などで、センターのコンピュータによって集中的に処理を行わせるのではなく、ネットワークを組んだパソコン群によって行わせるようなシステムもやはり分散処理を行っているという。この場合、複数のコンピュータが資源(ファイルやプリンターなどの機能)を容易に共有できるシステムになる。これにより組織内で情報と資源の共有を迅速に障害なくできるという大きなメリットが生じ、現代のオフィスオートメーション(OA)の基本をなすものとなっている。複数のコンピュータにデータベースを分散して置き、分散処理を行うものは分散データベースとよんでいる。[田村浩一郎]
『白鳥則郎・滝沢誠著『分散処理』(1996・丸善)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

分散処理」の用語解説はコトバンクが提供しています。

分散処理の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation