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分銅【フンドウ】

デジタル大辞泉

ふん‐どう【分銅】
秤(はかり)で物の重量をはかるとき、重量の標準として用いるおもり。金属製で、円筒状・釣鐘状などに作られている。法馬(ほうま)。ふんどん。
金や銀の塊を分銅形に鋳造したもの。蓄えて不時の用に備えた。
紋所の名。1図案化したもの。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ふん‐どん【分銅】
ふんどう(分銅)」の音変化。
「次郎さんといふ色男の金持ちが、しっかり―を押せえてゐるを」〈人・契情肝粒志〉

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世界大百科事典 第2版

ふんどう【分銅 weight】
計量器の検査,質量の測定,力などの標準に用い,国際キログラム原器が現示する質量(1kg)に対応する質量がその表面に表記してあるものをいう。使用の便利から特殊なものを除きkgの1,2,5の10n倍(nは整数。nにより表1の補助計量単位を用いる)で,任意の質量が作れる組合せ分銅を組分銅という。分銅は計量法に基づき検査され,基準器検査に合格した基準分銅(精度に応じ1級から3級まであり(1)~(11)の表記がある)には有効期限付きの検査成績書と基準器検査証印が,検定に合格した分銅(1級と2級とがあり(1),(2)の表記がある)には検定証印がつけられ,法定の器差の限界(公差。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

分銅
ふんどう
weight

天秤(てんびん)による質量測定の際に質量の基準として用いる錘(おもり)。基準分銅と精密分銅とがあり、前者には一級、二級、三級、後者には一級、二級が設けられている。基準分銅は器差検査用に用いられるもので、一般の秤量(ひょうりょう)に用いられるものは精密分銅である。材質もさまざまで、高級なものは白金‐イリジウム合金あるいは純ニッケル製であるが、普通は黄銅製で、表面にニッケルあるいはクロムなどのめっきが施してある。最近はステンレス製のものが多く用いられている。分銅はかならず付属のピンセットで取り扱い、指を触れたり、落として傷をつけることのないよう注意しなければならない。

[成澤芳男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ふん‐どう【分銅】
〘名〙 (「ぶんどう」とも)
① 秤で重量を測定するとき、重量の標準として用いるおもり。多く金属製で筒形、釣鐘形のもの。法馬(ほうま)。ふんどん。〔文明本節用集(室町中)〕
※滑稽本・風来六部集(1780)飛だ噂の評「あちらの物よりこちらの称錘(フンドウ)が重き故」
② ①の形に鋳造した金や銀の塊。蓄えて非常の時の用に備えたもの。
※当代記(1615頃か)四「秀頼公より金銀材木被調、此ために黄金の千枚吹のふんとうを江戸へ被下」
③ (裏面に①の形が鋳込まれているところから) 南鐐の二朱銀の俗称。
※風俗画報‐五三号(1893)漫録「東京にては大抵分銅(フンドウ)を看板にすれど、此地(ここ)にては寛永通宝の銭形を以てせり」
④ おもりとしたり均衡をとったりするためにつりさげなどしたもの。
※煤煙(1909)〈森田草平〉一「潜りを押さうとしたが、分銅の具合が悪くて開かない」
⑤ 紋所の名。①を図案化したもの。分銅、五つ分銅など。

出典:精選版 日本国語大辞典
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ふん‐どん【分銅】
〘名〙 (「ふんどう(分銅)」の変化した語)
① 計量の標準とするおもり。物の先についたおもり。転じて、宝引(ほうびき)のくじの先についた胴ふぐりや橙(だいだい)をさしていう。
※随筆・独寝(1724頃)下「いづれいづれ福引の縄をもちしごとく、大根のふんどんはどの男に付ている事やら」
② (①によくある形であるところから) 中央がくびれている形のもの。
※雑俳・柳多留‐三(1768)「ふんどんをはり合もなく娵は取り」

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