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切金【きりかね】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

切金
きりかね
截金とも書き,古くは細金 (ほそかね) とも呼ばれた。金銀の薄を 3mm前後の幅で細長く,あるいは三角や四角に切り,これを (にかわ) で張付けて装飾文様を作る技法。絵画,彫刻,工芸 (蒔絵) の各分野に応用される。法隆寺金堂の『四天王像』に最古の例があり,平安時代から鎌倉時代にかけて最も盛行した。

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切金
きりがね
きりきん」とも読む。 (1) 金銀を任意の形に鋳造所要に応じて切取り,秤量して使用した貨幣の一種。 (2) 江戸時代,利息付金銭債権に関する訴訟 (→金公事〈かねくじ〉) において,債務額を年賦または月賦で分割弁済させた方法。

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デジタル大辞泉

きり‐かね【切(り)金/×截り金】
仏画や仏像の装飾に使う技法。細長く切った金や銀の箔を用いて、衣などに繊細華麗な文様を描き出す。平安時代から鎌倉時代にかけて盛行した。
金銀の薄板を小さく切って、蒔絵(まきえ)の中にはめ込む技法。箔より少し厚めのものを用い、図中の雲などにあしらう。

出典:小学館
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きり‐がね【切(り)金】
江戸時代、債務を分割して弁済する手続き。また、その額。きりきん。

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きり‐きん【切(り)金】
室町時代、金の延べ金(がね)を必要に応じて切り、はかりにかけて貨幣として使ったもの。
きりがね

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日本大百科全書(ニッポニカ)

切金
きりかね

截金とも書く。金銀の箔(はく)を細線状あるいは小さな三角、四角などに切ってはり、文様を施す手法。主として仏画や仏像彫刻などの装飾に、他の顔料(がんりょう)とともに用いられる。金銀の泥(でい)を使って筆で描くより技術的にはめんどうであるが、仕上がりが明確で、装飾的効果が高い。

 起源は中国で、奈良時代に唐からもたらされたが、平安時代以後日本独自の発展を示した。初めは比較的単純なものであったが、平安後期、とくに院政期の仏画には繊細で精緻(せいち)な切金意匠が尊像を飾り、鎌倉時代には文様も複雑化し、また技巧に走りすぎる傾向が強くみられる。なお古くは細金(ほそがね)と称された。

[村重 寧]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きり‐きん【切金】
〘名〙 室町時代に各地で作られた金の延金(のべがね)を必要に応じて切り取り、秤量(しょうりょう)し、貨幣として使った金。

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きれ‐がね【切金】
〘名〙 関係を断つしるしの金。手切れ金。
※人情本・婦女今川(1826‐28)七「それが切(キ)れ金(ガネ)になりまして、恋しい念も晴しまして一生御恩は忘れますまい」

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きれ‐きん【切金】
〘名〙 江戸時代、通用の小判、一分金などの金貨のうち、表面が切り裂けているもの。疵金(きずきん)同様一般にきらわれ、両替屋などで手数料を取って引替えに応じた。
※雑俳・桜多留(1820‐27)二「腹いせにきれ金撰て五両出す」

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