@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

初等教育【しょとうきょういく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

初等教育
しょとうきょういく
primary education
学校教育初等段階中等教育高等教育に対して用いる。初歩的,基礎的な教育。年齢的には主として児童期の教育。通常は国民一般に共通な普通教育であり,義務教育制度のもとに発達した。したがって普通には小学校の教育をさすが,現行法制上は幼稚園の教育をもあわせて初等教育としている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

しょとう‐きょういく〔‐ケウイク〕【初等教育】
初歩的・基本的な普通教育。日本では、小学校における教育をさす。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

しょとうきょういく【初等教育 primary education】
今日では〈第1段階の教育〉あるいは〈児童期の教育〉ともいわれる。学校制度上はいずれにしろ中等教育(第2段階の教育)および高等教育に対し,もっとも基礎的な教育を意味する。その就学年齢各国によって異なるが,ほぼ満6歳前後から11歳ないし12歳の児童を対象とし,1870年代以降に義務教育化された。歴史的には,とくに西欧の場合,学校体系は初等教育の段階から複線化されていた。国民大衆のための初等学校(小学校)は,特権的な中等教育の予備校的な学校とは別系統のものとされていたのである。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

しょとうきょういく【初等教育】
初歩的で基本的な普通教育。小学校の教育がこれにあたる。 → 中等教育高等教育

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

初等教育
しょとうきょういく
中等教育、高等教育とともに、学校教育の3段階を構成するものであり、児童期(5~7歳から11~12歳ごろまで)のすべての子供に対して施される共通の基礎的な普通教育をいう。歴史的にみると、初等教育は今日のように学校教育における1段階というよりは、むしろ一つの系統を意味していた。すなわち、上流の富裕な階層の子弟のための教養教育系統に対して、一般民衆の子弟に対して、日常生活に必要な読み方reading、書き方writing、算術arithmeticの教育を施すものであり、それ自体で完結する一つの系統をなしていたのである。いわゆる読み・書き・そろばんであり、3R's(スリー・アールズ)の教育とよばれる。これらは、学習のための基礎的、道具的なものであり、用具教科と名づけられている。その後、国民教育政策の進展と社会経済の発展ならびに就学者の増大とともに、しだいに初等教育の内容が拡充されていく。すなわち、歴史、地理などが愛国心養成を目ざして導入され、また自然科学の発達とともに理科が取り入れられた。これらは内容教科といわれる。やがて、音楽、図画工作、体育、裁縫などの芸能的・生活的教科が教えられるようになり、初等教育の内容がほぼ整備される。
 そして、中等教育の拡大や民主主義思想の発達に促されて、民衆のための初等教育系統と上流富裕階層のための教養教育系統の統一が進められ、初等教育は、中等教育に直結する一つの段階として位置づけられるようになるのである。初等教育は、すべての児童に与えられる共通の基礎的教育であるので、しだいに義務・無償となってきた。世界人権宣言(1948)も、「教育は少なくとも、初等の基礎的な段階では、無料でなければならない。初等教育は義務教育であることを要する」としている。初等教育は、諸国においておおむね6年程度の小学校において施されている。国によっては、就学前教育を小学校教育と結び付けて一つの段階を構成して初等教育としている場合もある。たとえばイギリスでは、幼児学校と小学校をあわせて初等学校とよんでいる。わが国でも、初等教育の中心は小学校であるが、幼稚園教育を含める場合もあり(文部省設置法2条2号)、就学前の幼児教育が普及発達するに伴い、小学校との連携が図られてきた。そして、1990年代後半以降、ゆとりのなかで生きる力をはぐくむ教育、また個性を生かす教育が進められるなかで、小学校低学年における学級崩壊の問題も含めて、小学校と幼稚園・保育所との連携がいっそう重要な課題となっている。[津布楽喜代治]
『中央教育審議会答申『教育改革のための基本的施策――今後における学校教育の総合的な拡充整備のための基本的施策について』(1971・文部省) ▽伊藤秀夫・真野宮雄編著『教育制度の課題』(1975・第一法規出版) ▽大浦猛編『教育の組織・運営と社会』(1990・山文社) ▽教育制度研究会編『要説教育制度』(1991・学術図書出版社) ▽森上史朗編『初等教育原理』(1993・ミネルヴァ書房)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しょとう‐きょういく ‥ケウイク【初等教育】
〘名〙
① 初歩的、基本的な普通教育を内容とする、小学校教育。初等普通教育。
※国民新聞‐明治三〇年(1897)三月二七日「高等教育は必らずしも初等教育の後にするに限らず」
② 就学後最初の段階の教育で、中等教育に対応する概念。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

初等教育」の用語解説はコトバンクが提供しています。

初等教育の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation