●別名【ベツメイ】
デジタル大辞泉
べつ‐めい【別名】
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べつ‐みょう〔‐ミヤウ〕【別名】
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世界大百科事典 第2版
べちみょう【別名】
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べつみょう【別名】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
別名
べつみょう
別符(べっぷ、べふ、びゅう)、別符名(みょう)ともいう。平安時代末期に成立した土地制度の一形態。1031年(長元4)の散位藤原守仲(もりなか)譲状(ゆずりじょう)(『平安遺文』4614号)に初見。国衙(こくが)が旧来の徴税領域である郡・郷のほかに特別の符宣をもって成立させた特別区域で、収納主体・収納方法が郡・郷とは相違する。国衙は、荒廃していく公田を維持していくために、在地有力者に国衙のもつ勧農沙汰(さた)権を委譲して荒田を開墾させ、同時にその地の年貢納入を請け負わせたところに成立した。別名には下地(したじ)と得分(とくぶん)の別名がある。下地の別名とは、一定地域内の開発を前提として別個の名(みょう)であることを国衙から承認された経営単位である。得分の別名というのは、所領地が周辺地の所領経営内に包摂されていて、給主は国司の別納徴符を得て、そこからもっぱら得分のみを収取するものをいう。また別名と別結解(べちけちげ)とは異なる。別結解とは、当該田地の徴税いっさいが給主の手によらず、もっぱら国衙の手で行われ、国衙から給主に所定得分が渡るものをいう。別名・別符などと並んで別符の保というものが成立したが、これは別名の一類型。このように、各地に成立した別符で、のち地名化したものがあり、大分県別府市はその代表例である。
[奥野中彦]
『坂本賞三著『日本王朝国家体制論』(1972・東京大学出版会)』▽『大山喬平著『日本中世農村史の研究』(1978・岩波書店)』
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精選版 日本国語大辞典
べつ‐みょう ‥ミャウ【別名】
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べつ‐めい【別名】
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