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割愛【カツアイ】

デジタル大辞泉

かつ‐あい【割愛】
[名](スル)
惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。「紙数の都合で割愛した作品も多い」
公務員が、他の自治体や民間企業などへ籍を移すこと。また、大学の職員が、他大学へ籍を移すこと。手続きの形式上、移籍先が「人材を割愛してほしい」と申請することから。「割愛願い」「割愛申請書」
愛着の気持ちを断ち切ること。恩愛や煩悩(ぼんのう)を捨て去ること。
「―出家の沙門、何ぞ世財をあらそはん」〈沙石集・九〉
[補説]1について、文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「惜しいと思うものを手放す」で使う人が17.6パーセント、本来の意味ではない「不必要なものを切り捨てる」で使う人が65.1パーセントという逆転した結果が出ている。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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精選版 日本国語大辞典

かつ‐あい【割愛】
〘名〙
① 愛着の気持を断ち切ること。思い切ること。
※正法眼蔵(1231‐53)行持「断臂たとひ容易なりとも、この割愛は大難なるべし」 〔薛能‐三学山開照寺詩〕
② 惜しいと思いながらも省略したり捨てたりすること。また、惜しいと思いながら、相手に贈ること。
※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉六「実は此伊勢源に就ても頗る奇譚があるんだが、それは割愛して」 〔杜甫‐寄劉峡州伯華使君詩〕
③ 養蚕で、交尾している雌雄の蛾を離すことをいう。

出典:精選版 日本国語大辞典
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