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加山又造【かやま またぞう】

美術人名辞典

加山又造
日本画家。京都生。京美工・東美校卒。山本丘人師事。日本芸術大賞・芸術選奨文部大臣賞・第一回美術文化振興協会賞受賞。多摩美大教授・東京芸大教授。創画会会員。文化功労者文化勲章受章。平成16年(2004)歿、76才。

出典:(株)思文閣

デジタル大辞泉

かやま‐またぞう〔‐またザウ〕【加山又造】
[1927~2004]日本画家。京都の生まれ。東京美術学校卒。多摩美大・東京芸大教授。創画会創立会員。山本丘人に師事。装飾的な作風で知られる。文化勲章受章。作に「冬」「千羽鶴」「月光波濤」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

加山又造 かやま-またぞう
1927-2004 昭和後期-平成時代の日本画家。
昭和2年9月24日生まれ。父は西陣織の衣裳染織図案家。山本丘人(きゅうじん)に師事。新制作協会展を中心に活躍し,琳派(りんぱ)の技法を現代にいかした作風が注目される。のち裸婦,水墨画にもとりくむ。昭和48年日本芸術大賞。49年創画会の結成に参加。55年芸術選奨。多摩美大教授をへて63年母校東京芸大の教授。平成9年文化功労者。10年京都天竜寺法堂の天井画「雲竜図」を完成。15年文化勲章。平成16年4月6日死去。76歳。京都出身。作品に「千羽鶴」「月光波濤」など。

出典:講談社
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

加山又造
かやままたぞう
[生]1927.9.24. 京都
[没]2004.4.6. 東京
日本画家。父は西陣織の図案家。 1944年京都市立美術工芸学校日本画科を卒業。 1949年東京美術学校日本画科を卒業。山本丘人に師事。新制作協会展に出品し,1951,1954,1955年と新作家賞を受け,1956年会員となる。以来日本画独特の装飾性を現代的な感覚で生かした華麗な作品を次々に発表。 1973年第5回日本芸術大賞を受賞。 1974年創画会が結成されるとともにその会員となった。主要作品『冬』 (1957,東京国立近代美術館) ,『千羽鶴』 (1970) など。 1980年芸術選奨文部大臣賞受賞。 1997年文化功労者。 2003年文化勲章受章。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

加山又造
かやままたぞう
(1927―2004)

日本画家。京都に生まれる。1949年(昭和24)東京美術学校(現東京芸術大学)を卒業、山本丘人(きゅうじん)に師事。創造美術展、続いて新制作展に出品し、53年から3年連続して新作家賞を受賞、56年に新制作協会会員になる。58年にグッゲンハイム美術賞展で受賞。73年には日本芸術大賞を受けた。翌年、創画会創立に加わって会員になった。また1966年から多摩美術大学教授、88年からは東京芸術大学教授として後進を指導した。自然や動物を装飾化して心象をにじませる作風から出発し、現代的な女性美、光琳(こうりん)風の構成美など「現代の琳派(りんぱ)」と称され、新たな表現を求めて変貌(へんぼう)を重ねた。また、水墨画にも意欲を示し、1984年山梨県・身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)大本堂に天井画『墨龍』と水鳴楼の襖絵(ふすまえ)16面を、97年(平成9)には京都市・天龍寺法堂に天井画『雲龍』を完成させた。同年文化功労者、2003年文化勲章受章。東京芸術大学名誉教授。平成16年4月6日死去。

[原田 実・二階堂充]

『『加山又造――装飾の世界』(1979・京都書院)』『『加山又造素描集 裸婦20姿』(1979・座右宝刊行会)』『谷川徹三他監修『現代日本画全集第17巻 加山又造』(1980・集英社)』『『加山又造 裸婦』(1983・学習研究社)』『『加山又造全版画集1955―1984』(1984・平凡社)』『『身延山久遠寺大本堂建立記念加山又造天井画展』(1984・読売新聞社)』『『加山又造全集』全5巻(1989~90・学習研究社)』『岩崎吉一編『現代の日本画11 加山又造』(1991・学習研究社)』『『加山又造全版画 カタログ・レゾネ1991』(1991・講談社)』『『加山又造 日経ポケットギャラリー』(1992・日本経済新聞社)』『『白い画布――私の履歴書』(1992・日本経済新聞社)』『野地耕一郎編『現代日本素描全集8 加山又造』(1992・ぎょうせい)』『『加山又造の日本画 アート・テクニック・ナウ9』増補新版(1994・河出書房新社)』『『無限の空間』(1994・小学館)』『『加山又造屏風絵集成』(1994・小学館)』『加山又造・前本ゆふ著『ゆふ 画文集』(中公文庫)』『弦田平八郎編『アート・ギャラリー・ジャパン 20世紀日本の美術10 加山又造・横山操』(1986・集英社)』『岩崎吉一著『近代日本画の光芒』(1995・京都新聞社)』『平山郁夫著『対話 日本文化とこころ』(1996・実業之日本社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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