●加工【かこう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
加工
かこう
民法上では,他人の動産 (材料) に工作を加えて新しい物をつくることをいう。民法は,原則として材料の所有者に加工物の所有権を取得させているが,例外として,加工物の価格が著しく材料の価格をこえたとき,または加工者も材料を供した場合に加工物の価格が他人の材料の価格をこえたときには,加工者に所有権を取得させる (246条) 。
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デジタル大辞泉
か‐こう【加工】
[名](スル)
1 原料や素材に手を加えて新しい物を作ること。細工をすること。「加工 を施す」「魚を加工 して練り製品を作る」「加工 品」「食品加工 」
2 法律で、他人の動産に工作を加えて、新たな加工物を作ること。加工物の所有権は原則として材料の所有者に属する。
1 原料や素材に手を加えて新しい物を作ること。細工をすること。「
2 法律で、他人の動産に工作を加えて、新たな加工物を作ること。加工物の所有権は原則として材料の所有者に属する。
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世界大百科事典 第2版
かこう【加工】
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精選版 日本国語大辞典
か‐こう【加工】
〘名〙
① 人工を加えること。手を加えて細工すること。原料または他の製品に手を加えて、新しい製品を作ること。
※他人の顔(1964)〈安部公房〉黒いノート「いまでも未開人は平気で顔を加工する」
② 法律で、天然物または他人の所有物、ことに動産に工作を加えて、それを他の形状に変更すること。〔加工の為輸入する物品に関する制(明治三九年)(1906)〕
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