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勝手にしやがれ【かってにしやがれ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

勝手にしやがれ
かってにしやがれ
A Bout de Souffle
フランス映画。 1959年レ・フィルム・ジョルジュ・ド・ボールガール作品。監督ジャンリュックゴダール主演 J.-P.ベルモンド,J.セバーグ。自動車泥棒の一青年がパリで行きずりの女の子とベッドをともにするが,警官殺しで追われる彼は刑事に撃たれて死ぬ。現代青年の虚無感,挫折感,疎外感などを,手持ちのカメラで即興的に描いた作品。フランスのヌーベルバーグ映画の代表作。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

かってにしやがれ【勝手にしやがれ】
原題、〈フランス〉À bout de souffle》フランスの映画。1960年公開の白黒作品。トリュフォー原案、ゴダール監督・脚本によるヌーベルバーグの代表作。ジャンプカットを多用し、既存の映画技法を無視した斬新な映像は、後の映画作品に多大な影響を与えた。第10回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞。

出典:小学館
監修:松村明
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デジタル大辞泉プラス

勝手にしやがれ
1959年製作、1960年公開のフランス映画。原題《À bout de souffle》。ジャン=リュック・ゴダール監督の長編デビュー作。ヌーベルバーグの代表作のひとつ。出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェほか。

出典:小学館
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勝手にしやがれ
日本のポピュラー音楽。歌は男性歌手、沢田研二。1977年発売。作詞阿久悠作曲:大野克夫。第19回日本レコード大賞受賞。第10回日本有線大賞受賞。タイトル、内容は1959年公開の同名のフランス映画にちなむ。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

かってにしやがれ【勝手にしやがれ A bout de souffle】
1959年製作のフランス映画で,〈ヌーベル・バーグ〉の金字塔的作品となったジャン・リュック・ゴダール監督の長編映画第1作。自動車泥棒と警官殺しの犯人であるアナーキーな青年が,恋人のアメリカ娘に密告され警官に射殺されるまでを,原題(《息切れ》)そのままに鮮烈に息せき切ったリズムで描く。カットの時間の持続性やアクションつなぎを無視した編集(〈ジャンプカット〉と呼ばれる)は,ラウール・クータールの手持ちカメラによる移動撮影や写真用の高感度フィルムを使った照明なしの夜間撮影の効果とともに,〈即興演出〉のみずみずしい息吹を生かし,1941年のオーソン・ウェルズ監督《市民ケーン》のように(とフランソア・トリュフォーは分析している)革新的な映画話法を確立して,映画史の大きな曲り角の一つとなった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

勝手にしやがれ
かってにしやがれ
Au Bout de Souffle

フランス映画。1959年作品。ジャン=リュック・ゴダールの長編デビュー作であり、同年製作のクロード・シャブロル監督『いとこ同志』、フランソワ・トリュフォー監督『大人は判(わか)ってくれない』に続き、ヌーベル・バーグの名を世間に定着させ、さらに現在ではその象徴となった記念碑的作品。原題の意味は「息切れ」。車を盗み、行きがかりで警官を殺して逃避行を続けながらも、ミシェル(ジャン・ポール・ベルモンド)は女友達のパトリシア(ジーン・セバーグJean Seberg、1938―1979)にまとわりつき、おしゃべりに時を忘れる。しかしコミュニケーションは成立していない。編集を終えていたシーンの何か所かをあとから細かく除去したために生じたジャンプカット、ドラマのなかに他の映画の引用をあえて持ち込む姿勢など、一見プロとは思えない表現をあちらこちらに印象深く散りばめながら、刻々変化していく人間の意識のありさま、偶然と不条理の支配する実存的現実の肌触りを見事に描いた。

[出口丈人]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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