@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

化学変化【カガクヘンカ】

デジタル大辞泉

かがく‐へんか〔クワガクヘンクワ〕【化学変化】
ある物質が、分解または化合によって、原子配列が変化して全く新しい物質に変わること。→物理変化

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

かがくへんか【化学変化 chemical change】
一般に物質系が示す変化のなかで,物質の種類(化学種)が変化する場合を化学変化といい,物質の種類は変化せずその状態のみが変化する場合を物理変化physical changeという。化学変化をひき起こす過程を化学反応といい,化学反応の過程で,反応に関与する物質を構成する分子・原子内で化学結合切断・生成が起こる。化学変化においては原子の核種は変化せず,反応系の全質量は変化の間一定に保たれる。化学変化が自発的に起こる方向は熱力学第2法則により予測できる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

かがくへんか【化学変化】
物質の構成成分の原子間の結合に組み替えが起こり、もとの物質とは違う物質に変化すること。 → 物理変化

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

化学変化
かがくへんか
chemical change
物質が互いに作用しあい、それらの物質が消滅するとともにこれにかわって、新しいいくつかの物質が生成することをいう。これに対して物質の消滅や新生を伴わず、状態、性質、外形のみが変化することを物理変化という。
 物質は原子より構成され、その原子間には化学結合が存在する。したがって結合論的にいえば、ある条件のもとで化学結合が解かれて、他種の原子との間で新しい化学結合が生じ新物質が生成することであるといえる。たとえば、水H2Oを電気分解すれば、水素H2と酸素O2になるが、これは水素原子と酸素原子の間の結合が切断され、新たに水素原子間、酸素原子間に結合を生じるためで、これが化学変化である。一方、水が水蒸気や氷になるのは単に形態が変化するにすぎないので物理変化である。
 化学変化、物理変化の区別がはっきりしない場合もある。たとえば、食塩を水に溶かすとイオンに解離し、その結果生じたナトリウムイオンや塩化物イオンは、水分子と結合して新しい原子集団を生ずる。また、食塩水を加熱濃縮すると食塩を析出する。すなわち食塩水はあたかも水と食塩とが均一に混ざり合った混合物のようにみえる。したがって、食塩が水に溶ける現象は、単なる形態の変化ではなく、また純粋な化学変化でもない。[吉田俊久]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

かがく‐へんか クヮガクヘンクヮ【化学変化】
〘名〙 物質が、その分子、原子またはイオンの構造を変えて他の物質に変化すること。物理変化に対していう。また、たんに化学反応をさすこともある。化学的変化。〔稿本化学語彙(1900)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

化学変化
カガクヘンカ
chemical change

物質自身が別種の物質に変化するか,あるいはその属性が変化する場合をいう.物理変化に対比される.化学変化を受ける物質内あるいは物質間で原子の組換えが起こるか,あるいはあらたな化学結合が形成される.化学反応と同義であるが,化学変化という場合は変化の結果を重視し,化学反応という場合はその過程を重視することが多い.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学変化」の用語解説はコトバンクが提供しています。

化学変化の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation