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化生【かせい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

化生
かせい
metaplasia
いったん分化した組織が,他の性状を示す組織に変ることをいう。再生過程で本来の組織と違った方向に分化する,間接化生が多い。たとえば,慢性胃炎の際に上皮の上皮に変ったり,腸炎の際に腸の上皮が胃の上皮に変ったりする。呼吸器子宮胆嚢でも,円柱上皮でおおわれている粘膜が,慢性炎症扁平上皮に変ることがある。なお,乗馬者のと呼ばれる組織変化があるが,これは,強い機械的刺激を受けた股部の筋肉が変性し,骨組織に変った病変で,これも化生に属する。

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化生
けしょう
四生」のページをご覧ください

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デジタル大辞泉

け‐しょう〔‐シヤウ〕【化生】
[名](スル)
仏語。四生(ししょう)の一。母胎や卵などからでなくて、忽然(こつぜん)として生まれるもの。天界や地獄、中有の衆生の類。
仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うために、人間の姿を借りてこの世に現れること。化身。
化けること。化け物。妖怪。「化生

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

かせい【化生 metaplasia】
一定の方向に分化・成熟した組織が,その潜有能の幅の中で,他の成熟組織型をとること。刺激に対する組織の適応現象の一つで,刺激によって変性に陥った細胞が,組織修復の再生の際に,本来の分化の方向ではなくて,別の分化の方向にかわることをいう。通常はより安定した分化型にかわる。腺上皮からなる気道上皮が,タバコの刺激をうけて重層扁平上皮にかわったり,肺繊維症のときに肺胞の扁平な上皮が立方上皮にかわったり(腺様化生),慢性胃炎のため固有胃粘膜上皮が小腸上皮にかわったりする(腸上皮化生)。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

かせい【化生】
スル
形を変えて生まれること。
ある特定の器官に分化した生物の組織・細胞が再生や病理的変化に伴って著しく異なった形に変化すること。赤星病にかかったナシの葉での海綿組織から柵さく状組織への変化など。変質形成。

出典:三省堂
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けしょう【化生】
スル
四生ししようの一。母胎・卵・湿気などによらず、自分の力によって忽然こつぜんと生まれること。天人や地獄・中有の者の生まれ方。
浄土教で、阿弥陀の浄土に成仏すること。
生まれかわり。化身。
化け物。

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精選版 日本国語大辞典

か‐せい クヮ‥【化生】
〘名〙
① (━する) 新しいものが生まれ出ること。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「其有害の動物は、害をなす状(ありさま)と、其因て化生し、潜居する所以より」 〔易経‐咸〕
② 七夕の日に、女性が子を得るまじないとして水に浮かべる蝋作りの人形。西域から中国に伝わった風俗という。
※玩鴎先生詠物百首(1783)泛偶「水面無風帆自前、徒弄化生求子戯」 〔薛能‐呉姫十首〕

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け‐しょう ‥シャウ【化生】
〘名〙
① 仏語。四生の一つ。母胎や卵殻によらないで、忽然として生まれること。また、そのもの。天界や地獄などの衆生の類。
※霊異記(810‐824)下「其の柴の枝の皮の上に、忽然に彌勒菩薩の像を化生す」
※浄瑠璃・釈迦如来誕生会(1714)一「湿生化生(ケシャウ)はいさ知らず体を受けて生るる者、人間も畜生も出世のかどは只一つ」 〔倶舎論‐八〕
② 仏語。形をかえてあらわれること。化身。
※今昔(1120頃か)一一「義渕僧正と云ふ人在(まし)ましけり、俗姓は阿刀の、是、化生(くゑしゃう)の人也」
③ 極楽浄土に往生する人の生まれ方の一つ。
※往生要集(984‐985)大文七「後時命終。悉生東方。宝威徳上王仏国。大蓮華中。結跏趺坐。忽然化生」 〔無量寿経‐下〕
④ ばけること。また、そのもの。化生のもの。へんげ。妖怪。
※幸若・つるき讚談(室町末‐近世初)「まうふさが打ったる太刀もけしゃうのかねゐにて有間」
※浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)四「心にかかる事はなし母はもとよりけしゃうの身」

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