●北カフカス
朝日新聞掲載「キーワード」
北カフカス
ロシア南部、グルジアとの国境にあるカフカス山脈の北側に位置する地域。様々な言語や宗教の民族が住んでいたが、帝政ロシアが併合。ソ連崩壊後は、チェチェンの分離独立派が第1滋第2次チェチェン紛争を起こした。チェチェンの安定後、武装勢力側は地域一帯に拡散。イスラム過激派とも結びつき、モスクワなどでテロ事件を起こしている。メドベージェフ大統領は2010年1月、この地域の6共和国・1地方を北カフカス連邦管区としてまとめ、集中的な社会経済の立て直しに着手した。約6割がイスラム教徒。
(2011-03-09 朝日新聞 朝刊 2外報)
(2011-03-09 朝日新聞 朝刊 2外報)
出典:朝日新聞掲載「キーワード」
世界大百科事典 第2版
きたかふかす【北カフカス】
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