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北斉【ほくせい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

北斉
ほくせい
Bei-qi; Pei-ch`i
中国,北朝 (→南北朝) の一王朝 (550~577) 。北王朝は東魏実権高歓 (神武帝) によって事実上築かれたが,形式的には高歓の第2子高洋が天保1 (550) 年東魏の孝静帝に位を譲らせ,帝位について国を斉と号し, (ぎょう) に都したのに始る。国号は斉であるが,南斉と区別してこの名で呼ばれる。山西河北山東を根拠地とし,その政策鮮卑中心主義が大きく打出されていたが,中国的な貴族制もやや形式的ながら維持された。一時は国力も充実していたが,のち北周の武帝によって滅ぼされた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

北斉
中国・南北朝時代の北朝側で、興亡が繰り返された5王朝のひとつ。領土は現在の河北や山東、山西省など。内紛が絶えず、治世は550~77年と短命だった。589年のによる統一で南北朝時代は終わった。
(2019-09-25 朝日新聞 朝刊 筑後・1地方)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

ほく‐せい【北斉】
中国、南北朝時代北朝の一。550年、東魏の実権者高洋(文宣帝)が孝静帝から帝位を奪って建国。都は鄴(ぎょう)。577年、北周の武帝によって滅ぼされた。高斉。

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監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ほくせい【北斉】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ほくせい【北斉】
中国、北朝の一。北魏ほくぎの東西分裂後、高歓の子の洋が東魏のあとをうけて建国(550~577)。鄴ぎよう(河北省)に都して栄えたが、北周に滅ぼされた。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

北斉
ほくせい
中国の王朝(550~577)。東魏(とうぎ)の実権者高洋(高歓の子)が、傀儡(かいらい)皇帝である元氏を倒して創建した。単に斉とも、創建者の姓をつけ高斉ともいう。東魏の領土と首都((ぎょう))をそのまま受け継ぎ、ライバルの西魏=北周に比べて人材、物資ともに豊富であったが、結局、北周に滅ぼされた。北斉の君主には暴君、暗君が相次いで、独裁権を強め奢侈(しゃし)や乱行が多く、東魏以来の武将たちを抑圧。一方、皇帝に取り入って勢力を挽回(ばんかい)しようとする漢人貴族が政界を牛耳(ぎゅうじ)り、また皇帝の側近には身分の卑しい追随者たちが党派をなして権勢を振るった。これらの勢力が互いに凄惨(せいさん)な相克を繰り広げたので、国家はその内部からむしばまれ、華北統一の契機を北周に奪われた。[谷川道雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ほく‐せい【北斉】
中国、南北朝時代の北朝の一つ(五五〇‐五七七)。東魏の実権者高洋(文宣帝)が帝位を奪って建てた鮮卑族の国。北は契丹・突厥を討ち、西の北周、南の陳に対抗したが、四代で北周の武帝に滅ぼされた。高斉。斉。

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

北斉
ほくせい
550〜577
南北朝時代の北朝の1つ
東魏の実権を握っていた高歓 (こうかん) の子高洋が孝静帝の禅譲を受けて建国。都は鄴。一時は北周や南朝の,さらには突厥 (とつけつ) をも圧迫して富強を誇ったが,後半期は内政が混乱し,逆に突厥などの圧迫を受け,北周によって滅ぼされた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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