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北斗七星【ほくとしちせい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

北斗七星
ほくとしちせい
おおぐま座の主要部をなすαから η 星までの7個の星をさす。その (ひしゃく) を思わせるところから命名された。δ星だけが3等星で,あとはみな2等星。両端のα星と η 星を除いたβ,γ,δ,ε ,ζ の5つの星はほぼ同じ空間運動をもつ。α星とβ星は指極星と呼ばれ,β星からα星へ両星の間隔を5倍延長すると北極星を見つけることができる。また,その方向時刻を知ることができるため,古来重要な役割を果してきた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ほくと‐しちせい【北斗七星】
北天にある大熊座七つの星。ひしゃく(斗)の形に並ぶ。北半球の中緯度以北の地ではほとんど一年中見ることができ、北極星を探す指極星として、また一昼夜に一二方を指すところから時刻を計る星として古来親しまれてきた。ななつぼし。七曜星北斗星

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世界大百科事典 第2版

ほくとしちせい【北斗七星】
北極から約30度にあり,斗(ひしやく)形を描くおおぐま座の7星に当たる。中国では7星を天枢,璇(せん),璣(き),権,玉衡,開揺光と呼ぶ。古来,斗柄の指す方角によって時刻を測り季節を定める重要な星であった。また,道教の星信仰の中では,順に貪狼,巨門,禄存,文曲,廉貞,武曲,破軍星と呼ばれ,北極星,司命神信仰と習合して人間の寿夭禍福をつかさどる神とされた。特に,人間の命運生年干支で決まる北斗の中の本命星の支配下にあり,北斗神が降臨して行為の善悪を司察し寿命台帳に記入する庚申・甲子の日に醮祭(しようさい)(星まつり)することで,長寿を得,災阨(さいやく)を免かれると考えられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

北斗七星
ほくとしちせい

北の空、おおぐま座の、クマの背から尾をつくる7個の星をいう。7星がひしゃく(斗)の形に見えるのでこの名がある。いずれも2等星内外の明るさで、かつ、ひしゃくの長さが20度角(1度は円周=360度の360分の1の角度)以上に及ぶので容易に知ることができる。α(アルファ)星とβ(ベータ)星を結ぶ線の延長上、α星から両星間の角距離の約5倍のところに北極星がある。北斗七星の天球上の位置は、赤経(赤道座標における経度)12時を中心に、赤緯(赤道座標における緯度)は50~60度あたりにあり、3月ごろは正午に南中し、5~6月ごろには20時に南中する。またα、β、δ(デルタ)、ε(イプシロン)、ζ(ゼータ)星は赤緯が高いため、本州以北では周極星となる。

[大脇直明]

『藤井旭著『春の星座』(1989・金の星社)』『NHK取材班著『NHKサイエンススペシャル 銀河宇宙オデッセイ1 太陽系からの旅立ち 母なる星・太陽』(1990・日本放送出版協会)』『兵庫県立西はりま天文台編『西はりま天文台発 星空散歩』(1999・神戸新聞総合出版センター)』『北尾浩一著『星と生きる――天文民俗学の試み』(2001・ウインかもがわ)』『藤井旭著『必ず見つかる星座の本 夜空を直接手ではかる! 1、2、3』(2006・偕成社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ほくと‐しちせい【北斗七星】
(北天で斗(ひしゃく)状に並んでいるところからの称) 北天の大熊座にある、アルファ・ベータ・ガンマ・デルタ・イプシロン・ゼータ・エータの七星の総称。斗の柄に当たるエータ星を揺光といい、古くからこれのさす方向で時を知った。アルファとエータを除く他の五星は大熊座星団に属し同一方向に平行運動する。また、仏教の密教においては、北極星を妙見菩薩の名で呼び、その眷属とする。形像は夜叉形で、頭髪は赤く、天冠や瓔珞を身につける。これを図示したものを北斗曼荼羅という。七曜星。七つ星。四三星(しそうぼし)。北斗星。北斗。
※観心寺文書‐承和四年(837)三月三日・観心寺縁起実録帳案「右当寺者、先師和尚経行之伽藍、北斗七星降臨之霊山也」 〔史記‐天官書〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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