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医療面接の二つの側面

内科学 第10版

医療面接の二つの側面 (患者へのアプローチの基本)
 医療面接の構造は,面接の進め方(プロセス)と,そこで交わす情報(コンテント)の2つの面から整理することが推奨されている.(1)医療面接のプロセス 図1-2-1に医療面接のプロセスの概念モデルの例を示す.基本的なプロセスを意識して習得することにより,面接全体を俯瞰する(メタ認知)ことが可能になり,偏りや見落としを防ぐとともに,臨機応変な対応が可能になる.(2)医療面接のコンテント 表1-2-4
に医療面接で把握するべきコンテントの一覧を示す.これらの全項目をすべての患者について把握するべきであるという意味ではない.その情報がなぜ必要なのかを説明できないまま機械的に質問することは,診療の役に立たないだけでなく,不正確な情報が得られてしまったり,患者との関係を損なう恐れがある.後述するように,できれば患者にその情報が必要な理由が伝わるようにして問いかけることが大切である.[大滝純司]
■文献
Bowen JL: Educational strategies to promote clinical diagnostic reasoning. NEJM, 355: 2217-2225, 2006.
Cole SA, Bird J 著,飯島克巳,佐々木将人訳:メディカルインタビュー−三つの機能モデルによるアプローチ 第2版,メディカル・サイエンス・インターナショナル,東京,2003.
中川米造:過誤可能性.医学の不確実性,pp30-31, 日本評論社,東京,1996.

出典:内科学 第10版
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それぞれの用語は原書刊行時(2013年)の時点での最新のものです.常に最新の内容であることを保証するものではありません。また,権利関係の都合で一部表示できない図や画像があります。

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