●十五夜【じゅうごや】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
十五夜
じゅうごや
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デジタル大辞泉
じゅうご‐や〔ジフゴ‐〕【十五夜】
2 陰暦8月15日の夜。中秋の名月の夜で、酒宴を催し、詩歌を詠む習わしがあり、また、月見団子・芋・豆・栗などを盛り、ススキや秋の草花を飾って月を祭る。芋名月。初名月。《季 秋》「―やすすきかざして童達/鬼城」→十三夜
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日本文化いろは事典
十五夜
世界大百科事典 第2版
じゅうごや【十五夜】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
十五夜
じゅうごや
陰暦の毎月15日の満月の夜のことであるが、通例は陰暦8月15日の夜をいう。この夜、月見をしたり、綱引、相撲(すもう)などを行い、年占(としうら)的行事が多い。月の満ち欠けを基準とする太陰暦では、満月はもっともわかりやすい目印であり、生活の折り目のよりどころとなっていた。1月15日の小正月(こしょうがつ)、2月15日の祈念祭、3月15日の梅若ごと、4月15日ごろの神社の春の例大祭、6月15日ごろの祇園会(ぎおんえ)、7月15日の盆、8月15日の月見、11月15日の霜月(しもつき)祭など、1年を通じて月々の満月を目印として祭りを行う例は多い。東北地方には1月の十五夜に、月の光による自分の影を見て1年の吉凶を占う習俗があるが、同じようなことを南西諸島では8月の十五夜に行っている。十五夜がひと月ごとの境であったり、年の境として意識されたことは、祖霊を祀(まつ)ったり、年占をすることからもうかがえることである。
[鎌田久子]
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精選版 日本国語大辞典
じゅうご‐や ジフゴ‥【十五夜】
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