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千振【センブリ】

デジタル大辞泉

せん‐ぶり【千振】
リンドウ科の越年草。日当たりのよい山野などに生え、高さ約25センチ。茎は四角柱で暗紫色、葉は線形。秋、花びらの5裂した、紫色のすじのある白い花を開く。全体に苦味があり、胃腸薬に用いられる。名は、煎じて千回振り出してもまだ苦いことに由来。当薬(とうやく)。医者倒し。 秋》

㋐脈翅(みゃくし)目センブリ科の昆虫の総称。体長1~2.5センチ、翅(はね)の開張2~4センチ。ヘビトンボに似るが、それより小形で黒色単眼がない。幼虫は小さな流れにすみ、成虫は初夏のころ水辺を飛ぶ。
㋑センブリ科の昆虫。北海道・シベリアに分布し、水辺の草上にみられる。

出典:小学館
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大辞林 第三版

せんぶり【千振】
リンドウ科の越年草。乾いた丘陵地に生える。茎は高さ約25センチメートルで紫色を帯び、広線形の葉を対生。秋、枝頂に紫の線条のある白い花をつける。この時期に引き抜く。全体に苦みが強く、乾燥したものを当薬とうやくといい、煎じて健胃薬とする。和名は千回振り出してもまだ苦いという意。医者倒し。 千振引く[季]
アミメカゲロウ目の昆虫。ヘビトンボに似るが小形で、体長は約15ミリメートル。体は黒く、はねは暗色で半透明。初夏水辺に現れる。ヤマトセンブリ。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

動植物名よみかた辞典 普及版

千振 (センブリ)
動物。センブリ科の昆虫

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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千振 (センブリ)
学名:Swertia japonica
植物。リンドウ科の二年草,園芸植物,薬用植物

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精選版 日本国語大辞典

せん‐ぶり【千振】
〘名〙
① リンドウ科の二年草。本州・九州・朝鮮・中国の山野の日当たりのよい草地に生える。高さ二〇~三〇センチメートル。茎は四角柱状で暗紫色を帯びる。葉は対生し長さ三センチメートル内外の線状披針形。秋、茎頂や上部の葉腋に白色で紫脈のある花をつける。花冠は径約二センチメートルで深く五裂する。全草を乾燥したものを当薬(とうやく)といい、古くから健胃薬として用いられている。また、衣類の染料として用いれば、虫除けとなる。千回煎(せん)じて振り出しても苦味が残るということからこの名がある。とうやく。《季・秋》 〔大和本草(1709)〕
※妻木(1904‐06)〈松瀬青々〉秋「千振の外に立ゆく胡蝶哉」
② アミメカゲロウ(脈翅)目センブリ科の昆虫。体長約一五ミリメートル、はねの開張三センチメートルぐらい。ヘビトンボに似ているが、はるかに小さく、単眼がない。体は黒色。はねは幅広く、暗色で半透明。初夏のころ水辺を静かに飛ぶ。幼虫は小川の底に埋まってすみ、食肉性。北海道、シベリア、ヨーロッパ北部に分布する。本州に分布するのは近縁種のヤマトセンブリ。〔日本昆虫学(1898)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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