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協定世界時【キョウテイセカイジ】

デジタル大辞泉

きょうてい‐せかいじ〔ケフテイ‐〕【協定世界時】
セシウム原子時計の示す国際原子時と、太陽の南中を基準とする世界時との差が0.9以内になるように調整した時刻系。国際度量衡局が管理する。世界時の速度は一定ではないため、常に一定である原子時との差が生じたときに、1秒を追加または削除して調整する。この1秒を閏秒(うるうびょう)という。UTC(universal time coordinated)。
[補説]日本標準時JST)は協定世界時より9時間進んでいるところから「+0900(JST)」と表す。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

きょうていせかいじ【協定世界時 coordinated universal time】
セシウム原子時計の秒を刻み,その時刻を平均太陽時(UT1)の時刻から,つねに±0.9秒以内に収めるよう国際的に管理された人工的な時刻システムである。UTCの記号で表され,世界各国標準時基礎となっている。セシウム原子時計の進み方に比べて,平均太陽時の進み方は変動を含むばかりでなく,現在のところ1年当り約1秒の遅れ率となっている。協定世界時の時刻と平均太陽時の時刻差が0.9秒を超える見通しになると,全世界一斉に閏秒挿入によって,協定世界時の時刻の合せ込みが行われる。

出典:株式会社平凡社
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

協定世界時
きょうていせかいじ
Coordinated Universal Time
常用および科学分野で使われる国際的時法。1963年実施。略記 UTC。原子時計が刻む 1秒を基準単位とし,電波信号によって広く配信される。この電波があらゆる公的,私的な時計を合わせるのに用いられている。1972年1月1日以降,必要に応じ秒を加えて調整されている。UTCは, 原子時計を元にした原子時に基づきながら,原子時と,地球の自転の天文測定値から算出される太陽時を補正した UT1との間に生じる時間差を調整したもので,UT1から±0.9秒の範囲内に保たれている。国際原子時 TAIとの差は常に整数秒である。地球の自転速度は潮汐摩擦やその他の力によって不規則に遅くなるため,現在,1太陽年は原子時計の秒で刻むと,UT1の秒数より約 1秒多い。そのため 12月または 6月の最終の 1分を 61秒とするなど,必要に応じて UTCに閏秒が加えられる。閏秒の挿入は,パリ天文台の国際地球回転観測事業により少なくとも 8週間前に発表される。(→時間世界時

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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精選版 日本国語大辞典

きょうてい‐せかいじ ケフテイ‥【協定世界時】
〘名〙 地球の自転速度を基準にした時刻系(世界時)の進度は一定ではないので、この世界時を、一定の進度で流れる原子時で近似させた時刻系。現在の日常社会生活はすべてこの時刻系に基づいている。略称UTC

出典:精選版 日本国語大辞典
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