●協業【きょうぎょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
協業
きょうぎょう
cooperation
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デジタル大辞泉
きょう‐ぎょう〔ケフゲフ〕【協業】
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世界大百科事典 第2版
きょうぎょう【協業】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
協業
きょうぎょう
Kooparation ドイツ語
同一の生産過程において、または相異なっているが連絡のある諸生産過程において、多数の者が計画的に相並び相ともに協力して労働する形態をいう。協業そのものは、資本主義以前の生産様式においても散在的にみられたが、それは生産諸条件の共有かまたは共同体的規制に基づくものであった。これが生産の基本形態となるのは資本主義のもとにおいてであり、資本制的協業は、多数の労働者が同時に同一の生産過程で同一商品の生産のために同一資本家の指揮のもとで働くという形態をとる。こうした資本制的生産の出発点をなす協業を、より発展した形態である分業に基づく協業(=マニュファクチュア)に対して単純協業という。単純協業は、労働者を同一作業場に寄せ集めただけで生産様式は以前と変化はないが、労働の力学的力能を高め、個々人の競争心を刺激して彼らの活力を緊張させ、また生産手段を共同利用することによって相対的に節約するなどのために、労働生産力を高める。したがって協業は資本にとって相対的剰余価値生産のための一手段となる。協業が成立するためには資本家の手元に一定量の資本が集積されていなければならず、協業の規模はその集積の程度に依存する。オーケストラに指揮が必要なように、多数の労働者の協業は資本家の指揮を必要とするとともに、労働者の反抗を抑えるためにも資本家の監督が必要となり、指揮・監督はしだいに整備され、体系化される。
[二瓶 敏]
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精選版 日本国語大辞典
きょう‐ぎょう ケフゲフ【協業】
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