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南中【なんちゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

南中
なんちゅう
culmination
天体が,その日周運動において,子午線通過すること。周極天体 (→周極星 ) の場合は,上方子午線通過のほうのみをいう。太陽の南中時刻がすなわち真太陽時 (→真太陽 ) の正午である。なお南半球では北中というほうが現実に即しているので,あわせて正中という場合もある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

なん‐ちゅう【南中】
[名](スル)天体が日周運動により天の北極の南側で子午線を通過すること。正中(せいちゅう)。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

なんちゅう【南中 meridian passage】
子午線通過の一種。観測地点における子午線は,天の北極,天頂,天の南極を通る天球上の大円であるが,そのうちの天の北極から天頂を経て天の南極に至る半円部分を,日周運動によって,天体が東から西へ通過するときのこと。極上正中,あるいは単に正中とも呼ぶ。これに対して,子午線の残りの半円部分を天体が西から東へ通過するときのことを北中,あるいは極下正中という。これらの現象を観測することは,位置天文学の基礎をなす重要な分野である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

なんちゅう【南中】
スル
天体が子午線の天頂より南を通過することであるが、天の北極から天頂までの子午線の通過も含めていうことが多い。この時、高度は最大。正中せいちゆう

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

南中
なんちゅう
天体が日周運動により子午線を通過すること。ただし、この用語は「南」という文字を使っているので、地球北半球の観測者が、子午線上天頂より南の部分を天体が通過するのをいうのにはよいが、天体によっては天頂より北を通過したり、さらに周極星では天の北極の上方・下方を2回通過するので、「子午線通過」に「南中」という用語を用いるのは適切でない。南半球の観測者にとっても同様である。天文学では「子午線通過」または「正中(せいちゅう)」の用語を使う。なお、天体高度が極大(もっとも高く)となる時を南中(正中)とする説明もあるが、理論的にも実際にも正中の時に極大高度になるとは限らず、適当でない。[大脇直明]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

なん‐ちゅう【南中】
〘名〙
① 天体が天頂の南側で子午線を通過すること。正中(せいちゅう)
※西域物語(1798)上「西域にては年中の南中する星の度数時刻を記て、タアフルと名づけ、海陸夜行の人の助とせり」
② 南方。また、南方の地。
※読本・椿説弓張月(1807‐11)残「有遺孤(わすれかたみのこ)、在南中

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